「口の利けない動物に代わって、人が人に都合よく語るのは卑怯」
警察署に動物福祉課を設け、雇用の拡大を。


last update15/6/21



オスの去勢について

メスだけでは妊娠しません。
オスもメスも飼い主さんの責任は半分半分です。

去勢避妊については、単に繁殖制限の為だけではなく、発情期における精神的苦痛を取り除く効果もあります。

発情期に動物が受けるストレスを和らげる為に散歩をさせるという方がいますが、性欲を散歩で解消することはできません。仮に、散歩で解消できるとしても、散歩の時にだけ発情するわけではありません。飼い主さんは、発情する時間帯に必ず散歩をできますか。

散歩中にメスと出会って交尾できない場合には、更に強くストレスを感じるのです。飼い主が動物に強いストレスを与えることは適性飼育に反します。

また、1〜2q以内に発情中のメスがいると、その臭いでオスは発情します。1〜2q以内に未手術のメスがいる可能性はかなり高いでしょう。



★★★『動物の愛護および管理に関する法律』★★★

《第2条》何人も動物を・・・苦しめることのないようにするのみでなく・・・その習性を考慮して適性に取り扱うようにしなければならない。
《第20条》犬または猫の所有者はこれらの動物がみだりに繁殖してこれに適性な飼養を受ける機会を与えることが困難となるような恐れがあると認める場合には、その繁殖を防止するため、生殖を不能にする手術その他の措置をするよう努めなければならない。



《参考資料 去勢後も発情することは希にありますが繁殖力はありません》
生後6ヶ月頃に済ませていればほとんどないはずですが 一度発情を経験したり性の成熟後に手術をされると手術後も発情そのものではなくても類似行為が見られます。
生後3ヶ月頃に済ませていれば穏やかな性格になる確率が高くなります。
 
手術方法にもよります。          
今はほとんどが睾丸摘出しているはずですから 繁殖能力はないはずです。
昔は輸精管結紮といって精子を送る管を糸で縛っていましたから失敗もありました。

マウンティング行為(地位順位を確かめる行為)はオスもメスも背後から交尾のような姿勢をとりますこれは不妊手術に関係なく行われます。



《参考資料  小学校教頭への手紙》
オスの去勢について

オスの去勢を怠ることが法・第20条に抵触するかしないかを論じる前に、愛情があるなら単に繁殖制限の管理だけをすれば良いのではなく、発情期における精神的苦痛を取り除くのが飼い主の愛情の証です。

発情期におけるオスのストレスを和らげる為に散歩をさせるという方がいますが、性欲を散歩で解消することはできません。
仮に、散歩で解消できるとしても、散歩の時にだけ発情するわけではありません。
飼い主さんは、発情する時間帯に必ず散歩をさせることができるのでしょうか。

散歩中にメスと出会って交尾できない場合には、更に強くストレスを感じるのです。飼い主が動物に強いストレスを与えることは適性飼育義務を怠っているので動物愛護法第2条に抵触します。

当方が、動物が発情期にストレスを感じていることを証明する科学的根拠を提示する必要はありません。それは多くの人が認識されている常識だからです。常識を覆すような見解の方こそが科学的根拠を示す必要があります。