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updated15/4/25


「あなたは、好きで勝手に活動しているんだから、私がどういう飼い方をしようが私の自由!」と無礼で因果関係を考えない人への反撃文言


「私が私の自由意志においてボランティアをしているからといって、貴方が動物をあなたの好き勝手に扱って良いという正当な理由がありますか?

私はボランティアをすること自体を目的としているのではありません。ボランティアをしなくても良い社会を目指しています。よって「あなたがたは自由意志で活動しているのだから私には関係ない」は通用しません。

ボランティアすること自体を目的としている人は、問題のある社会を必要としているのですから偽善といえますが、私は、問題のない社会を目指していますので、貴方に意識改善して頂きたいのです。早く、意識改善をしてください。」



《参 考 資 料》

●花巻市広報広聴課長・高橋通義氏は、14年7月、「あなたが好きで勝手に動物を助けているんだから、飼い主が避妊手術をするかしないかは飼い主の自由!」と。このことは善意の人が存在するなら、飼い主の責務を果たさなくても良いという身勝手な解釈に過ぎないのです。

「手術するもしないも飼い主の自由」という権利をだけを主張したら、どういう悲惨な結果となるかを考えない無責任なコメントです。5の権利を主張するなら、5の義務を果たさなければいけません。身勝手な人間の権利意識だけを助長するコメントは公務員として間違っているのです。

現に、犬の捕獲、動物の処分にも税金が投じられ、その税金は、処分に胸を痛める人からも徴収された税金で賄われていることを考えるべきです。

このことについて、花巻市長宛(渡辺勉氏)で質問書1,2,3,4をファクス済みですが今だに回答はありません。

同じく花巻市広報広聴課のYasuo Umehara氏から2002年7月9日に星野へ届いたメールを紹介します。
送信者:Yasuo Umehara〈ume0865@city.hanamaki.iwate.jp〉
宛先:  〈meme@tky2.3web.ne.jp〉
送信日時: 2002年7月9日 17:24
件名:  「飼育動物の去勢避妊のお奨め」を職員に配布することについて(回答)

FAXを受信しましたが、職員には配布しかねます。動物愛護法についての啓発は岩手県に所管部署がありますので、ご自分でお調べになってそちらに対して、直接、県民に啓発するか、あるいは市町村に対して啓発依頼するように要請されるほうがよろしいかと存じます。

素朴な疑問ですが、ペットよりも人間の方の、リブロダクティブヘルス・ライツの方が大事ではありませんか?


●15年4月25日、Umehara氏へ問い合わせたところ、「仕事中なので・・」という理由で電話を切りました。仕事の不手際について問い合わせているのですから「仕事中なので・・」という理由で電話を切るのは間違っています。


《考察・・・星野節子・・・》
動物を苦しめるのも助けるのも人間なので、動物との関わり方については《人間の問題》であり、主語は人間なのです。現に、動物愛護法は人間へ周知する法律であって、動物へ動物愛護法を周知する人はいません。にも拘わらずUmehara氏は、動物と人間を比較するという論法ですから、ズレています。

また、「市町村に対して啓発依頼するように・・・・」とありますが、当方は市へ庁内職員の啓発依頼しているのです。市の職員でありながら、ご自分の所属が市ではないと言っているのですから、これもおかしな話です。

このことは、Umehara氏が個人の感性だけをよりどころに、身勝手に解釈しているに過ぎません。