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    lasu updated2003年7月18日
    

警察官に動物愛護法の認識を求める要望書5
警察庁 長官殿

先般は、ご回答をくださり、ありがとうございます。
当会は、抜本的な解決策を講じていますので、安易にのら猫へのエサやりを推奨しません。去勢避妊をしないと悪循環となるだけですから 「手術をしない方はエサをやらないでください」 と啓発しています。また、どんなに経済発展を遂げようとも、 遺棄の多い国は、他国に自慢できるものではないと考えております。 そして、警官の方も多忙を極めていることは察するに余りありますので、 当方は、動物虐待・遺棄等の全てを事件として取り扱って欲しいという無茶な要求をすることもありませんが、警官の中には、繁殖から派生する諸問題に対処するスベもないのに、避妊去勢の邪魔をする方や「動物を捨てることは昔から容認されている」と言う方もいるので、誠に遺憾です。 警官の意識を改善して頂きたく、度重なる要望で失礼かとは存じますが改めて要望させて頂きます。一部の警官だけではなく、警官全体に動物愛護法を遵守して頂けるよう、引き続き努めて下さいますよう、お願い申し上げます。

【要望理由】
動物遺棄が後を絶たない日本では、救済している人々は私財を投げうって活動していますが、日本は動物を助ける人に優しい社会ではありません。世話をしている私達が、捨てたり増やしたのではありません。アカの他人が捨てたり増やした命の世話をしている人に冷たい社会は理不尽です。
また、ふん尿を庭にされて悩んでいる方や発情期の鳴き声に悩んでいる方も多く、これを猫による害だと感じている方も多いですが、 避妊去勢をしなければ発情し、鼠算式に子を産み、ふん尿をするのも当然です。 したがって<猫による害> ではなく、猫を捨てた人間や無責任にエサをあげるだけの人間による <人災>です。 なのに <捨てた人間> <無責任にエサをあげるだけの人間> が責任追及されることもなく、 多くの動物達を保護している人々が迷惑がられたり、地域猫ボランティア達が 「そんなに猫が好きなら全部、自分の家へ持って行け!」 と無茶な要求をされています。 のら猫を全部、自宅へ連れて行くだけの恵まれた環境はありません。 日本の住宅事情は動物を保護している人間に優しいですか?
「飼い主のいない猫」の殆どは野性化し、警戒心が非常に強く、手で捕まえられず、 去勢避妊の為に捕獲する場合には特殊な道具を使わなければいけませんので、 多頭の「飼い主のいない猫」を普通の飼い猫同様に飼育することはできません。法的にも道義的にも終生飼養の義務があるのはもとの飼い主である〈捨てた人間〉や〈無責任にエサをあげて増やした人間〉 であり、 地域猫ボランティアが全ての責任を負わされるのは不条理です。 なのに、捨てた人間を特定できないからといって、ボランティアが 「公共の場でエサをやるな!」 「猫を嫌いな人間が迷惑している!」 と罵声を浴びせられていますので、当会にも言い分があります。

公共の場所で給餌する人・反対する人、共に納税者なので反対派だけを尊重するのは不平等
手術して給餌している人が「のら猫にエサをやるな」と言われて迷惑している
国民の一人一人が自分の敷地内に助けを求めてきた猫を助ければ、 一部の人が遠くまでエサを運びに行く必要がなくなる。
弱者を慈しむ気持ちを次世代に伝えるのが大人に与えらた使命で法律でも定められている。
特別な場合を除き、地域猫活動を阻もうとする行為は子供達の心を傷つける。
のら猫を作ったのは人間であり、猫に責任をなすりつけてはいけない
当方の主張が自治体からも受け入れられている昨今ですし、磯子区は当方よりも先に行政が積極的に取り組んだ例。 都衛生局も地域猫活動の後方支援に積極的な姿勢を示し、他の自治体もこれに準じ、建設的に取り組む姿勢を示していますので、警察庁も他に遅れをとらぬようお願い致します。 警官の中には、「避妊去勢をすると生態系を壊しませんか?」 「動物を捨てることは昔から容認されている、拾ったら保健所へ持っていけば簡単に解決する、その為に保健所があるんだから!!」 「避妊去勢するかどうかは飼い主の自由、 どんなに飼い主が産ませて、どんなに多くの動物を捨てようとも絶対に他人の飼い猫を避妊去勢してはならない」 とヤクザ口調で脅す刑事までも・・
繁殖・遺棄をする人を飼い主(所有者)と見なす法的根拠はありません。飼い主の好き勝手に扱って良い器物ではないからです。当方は警官の認識不足によって大変迷惑し、警官の意識を改善してもらおうと、警官を指導すべき立場の警視庁広聴係の方に相談したところ、 電話に出た方が 「動物を捨てないことは良いことだが、それはあくまでも貴方の考えであって、 それを他人に押しつけるべきではない!」 とコメントされたので唖然としたことも・・。 動愛法の精神を国民に伝えるべき立場にあり、しかも警官を指導する立場の警視庁公聴係の方がその程度ですから国民は大変迷惑しています。 警官が飼い主の努力義務である避妊去勢の必要性を認識せず、捨て犬捨て猫を増やすことを助長し、犯罪者を擁護する側に立つことは間違っていますし、警察全体の社会的評価を下げる行為です。よって意識の改善に努めて頂きたく要望させて頂きますので  月  日までにご回答くださいますよう、お願い申しあげます。

【要 望 内 容】
  1. 動物を捨てることは「犯罪」だと認識してください。
  2. 繁殖から派生する諸問題に対処するすべもないのに避妊去勢の邪魔をしたり、避妊去勢をしない人をむやみに擁護することは止めてください。
  3. むやみに地域猫活動の邪魔をしないように努めてください。
  4. 1・2・3が警官の全員に浸透するように引き続き指導し、指導した証拠となるもの(通達等のコピー)を当会まで送付してくだされば幸いです。

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◎一度に6種の署名ができる一発送信フォームへ
●署名用紙をプリントして直接、警察庁へ送付されても構いません。
封書に「動物愛護法に基づく署名簿」と書いて送付してください。
〒100-8974千代田区霞が関2−1−1警察庁 03-3581-0141
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署名には年齢制限がありませんので子供でもできます。
◎この署名簿は環境省と警察庁へ提出します。
◎リンクフリー
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