2003/6/27(金)
今分っているだけで、7500ペ−ジ以上の原稿が奪われていることが分かりました。
こんなひどい話は、日本の漫画史上例がありません。
根回しを続けていた、被害者の会が立ち上がりました。

小畑しゅんじ先生、、、原稿は無事でした。印税は支払われていません。
大変怒っておられました。

かわぐちかいじ先生、、、原稿は無事、印税も支払われています。
今回の件に心を痛めておられます。
他の先生については、いま、小学館のビック、コミックのMさんが、先生達に確かめてくださっています。
もう暫くお待ちください。

大島やすいち先生、、、オークションリストに載っていたカラーを始め他にもカラー原稿が失われていると、本日申告がありました。

さくら出版が、私たち債権者に知られることなく破産した仕掛けが本日解明されましたが、これについてはここで公表することは差し控えます。
ここでくれぐれも断わっておきますが、私たちは、すべての小さな出版社にたいして、信用を失ったのではありません。
それどころか、かえって絆がふかまりました。さくらにくらべて、いま私たちが描いている出版社がいかに誠実か分っているからです。
少なくとも私は、十分に満足できる対応をしていただいています。出版社の大小で仕事の質を変えたりしません。全力をつくすのみです。

許せないのはただ一つ、汚い手を使って私たちの原稿を奪い売り渡したさくらの人間です。