ORAGA 鳴子の熱帯植物園

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 7月20日に行ってきました。インターネットで見つけて以来、気になっていて、別にこの日でなくても良かったのですが、何となくです(^^ゞ。
 宮城県大崎市鳴子温泉にあります。これまでに、いくつかの熱帯植物用の温室を見てきましたが、半透明の合成樹脂の波板で作られている温室は初めて見ました。公式サイトによると、もともとは個人が作ったものだそうなので、拡張性を考えたり、建築費や維持費を安くするためなのでしょうか? 思い描いていたのとは異なる外観に少し驚いてしまいましたが(公式サイトにも植物園の外観の図がありますが、写真ではなく、よく見ると、CGです)、中は(失礼ながら)意外と良かったです。メインは、サボテンです。サボテンが展示してある植物園にはいくつか行ったことがありますが、展示してあるサボテンの立派さでは、他に引けを取らないと思います。全体の規模は小さく、写真を撮りながらゆっくり歩いても、1時間程度で見回ってしまいました。植物園そのものを見に行くことを目的としないで、観光のついでや温泉に入りに行くついでに見に行くのが良いかもしれません。公式サイトは、こちらです。周辺には、温泉、食堂、売店、松本コレクションギャラリー(旅行家の松本氏が、世界中から蒐集した民芸品などを展示した別館)等があります。
 近くには、鳴子峡があります。ただし、鳴子峡に近い遊歩道は季節限定でしか解放していないらしく、この日は閉鎖されていました。



温室 ハーブ園 オオゴマダラ蝶々園 オオゴマダラ

 左端は、温室の写真です。手前の芝生の中には池があって、鯉が飼われています。ハーブ園は、温室の隣にあります。40種類くらい栽培されていたでしょうか? 温室の一角に、日本で最大級のチョウであるオオゴマダラの展示温室があります。このチョウの飼育は、東北では初めてのことだそうです。



温室内 温室内 温室内 インドゴムノキ

 熱帯植物園で見られる定番の植物は、一通り揃っていたと思います。ただ、ランは少ないと思いました。インドゴムノキは、昭和34年(1959年)に開園した記念に植栽されたそうです。植栽当初は20cmだったそうですが、50年間経った今、立派に成長しました。



サボテン温室 サボテン温室 富士の雪(中央)
サボテン科
花キリン
Euphorbia milii var. splendens
トウダイグサ科
 
降魔の剣
Nopalea dejecta
サボテン科
桜キリン
Pereskia bleo
サボテン科
金鯱
Echinocactus grusonii
サボテン科
金鯱の花

 デカイです。別世界に来たかのように錯覚させられます。これまでに生で見たサボテンでは、東山植物園のものが一番大きかったですが、おそらく、それ以上に大きく、しかも種類が多かったです。あまり期待していませんでしたが、幸いにもコレクションを増やすことが出来ました(^^)。今回は、丁度咲いていたサボテンの花をご紹介します(学名の命名者名は省略)。
 奥に空っぽになったガラス張りの飼育槽がありましたが、公式サイトの説明からすると、ワニが飼われていたのかもしれません。



駅前のサクラ ヤマユリ

 オマケです。左は、最寄りの中山平温泉駅前にあるサクラ(染井吉野)です。大正6年(1917年)に駅(当時の名称は中山平駅)の開業記念に植樹されたそうです。右は、遊歩道に咲いていたヤマユリです。



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