千葉市花の美術館

 千葉県に出張したついでに3月28日に行ってきました。JR総武線の稲毛駅で下車、バスで向かいました。参考までに、花の美術館前で下車できる時間は限られているようです(時刻表はこちらで花の美術館を検索して下さい。花の美術館まで、高浜車庫下車では徒歩5分、花の美術館下車では徒歩1分です)。余談ですが、千葉のバスは前払いで160円均一でした。仙台は後払いで、距離に応じて値段が違うので、ちょっと戸惑いました(^^ゞ。 仙台を10時30分頃に発って、到着したのが13時過ぎ、花の美術館の隣のレストランで腹拵えをしてから見学しました。
 今までに見た植物園や温室は、植物を展示しているだけの所がありましたが、花の美術館には体験コーナーのようなものがあって、楽しむための工夫がしてあると思いました。下で紹介している展示等の他、みどりの相談所、お土産コーナー、モネの「睡蓮」のレプリカを飾ったモネサロン、図書室(図鑑、栽培の本、定期刊行雑誌、児童書等、資料が豊富にあります)等があり、内容が充実していました。この日は、施設の点検をしていたようで、一部の展示が見られなかったり、池の水が抜かれていたり(これはこれで、珍しいものを見せていただきましたが)していたので、機会があったら、もっと花が咲いている時期に訪れたいと思いました。
 アクセス、入場料、開館日などの詳細は、公式サイトを御覧下さい。


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トピアリー

 マスコットキャラクターのはなちゃんとウサギです。玄関でお出迎えです。

アトリウムフラワーガーデン

 私が訪れた時は、「はるうらら」と言うテーマで室内花壇に植物が植えてありました。写真は、ローダンセ、ツボサンゴ、デルフィニウム等の花壇ですが、ゼラニウム、プリムラ、ストック、リナリア、クレマチス等々も咲いていました。2月28日〜4月23日の期間限定です。

 
ドレス

 バラの棘とカーネーションの花びらで作られています。どれほどの数の材料が必要だったのか分かりませんが、相当の労作だと思います。ただ、大股開きで蟹股なのが気になります(^^; この他、バッグ、帽子、靴等もありました。

企画展示・蘭展

 3月28日〜4月2日の期間限定で、京葉ラン同好会の方のランが展示されていて、タイミング良く初日に見ることができました。施設に入ったとたん、甘く強い香りがしましたが、香りの正体は、ここのランのようでした(ストックの香りもあったと思いますが)。

 
コンピュータコーナーの植物クイズ

 2階にあります。無料で三択クイズ(全5問)に挑戦することができます。全問正解すると、最優秀賞の賞状が表示されます(プリントアウト代は100円です)。運良く(運も実力のうち!?)1回で全問正解できましたが、できなかったら、全問正解できるまでムキになって続けていたと思います(^^; 同じ所に、植物図鑑らしき機械(今回は使わなかったので詳細不明)と、植物に電極を取り付けて「植物の声」を聞く機械(プラントトロン)もあります。プラントトロンでは、電極を付けた植物だけでなく、バナナ、サルビア、ラン等の「声」を鳥や虫の鳴き声で再生した音も聞くことが出来ます。

体験コーナー

 2階の展示室では植物そのものの展示は少なく、花の絵画を飾っている部屋もありました。写真は「フラワー体験カフェ」で撮影した木材で、肌触りを感じたり(上)、重さの違いを比べたり(下)することが出来ます。この他、香りのコーナーもあります。

 
2階のコニファーガーデンから望む前庭

 前庭には、一年草、ハーブを中心とした宿根草、ラベンダー、セージの花壇があります。この日は、春の花を植える作業をしていたようで、土が剥き出しのところもありました。なお、2階の屋外には、コニファーガーデンの他、日本庭園やペレニアルガーデンがあります。ペレニアルガーデンでは、宿根草や一・二年草を植えて一年中花を楽しめるようにしているそうですが、この時期に咲いている花は少なかったです。それでも、ヒナギクやビオラが綺麗でした。

温室

 後庭から撮りました。ラン、グズマニア、タビビトノキ、トックリヤシ、ガジュマルなど、熱帯や亜熱帯の植物があります。とちぎ花センター夢の島熱帯植物館でも見たことがあるような植物もありましたが、日本の温室では定番なのでしょうか?

 
後庭

 広い芝生がありました。奥のビニルハウスで展示用の苗を作っているようでした。手前の花壇には、この時期は咲いていませんでしたが、バラが植えてありました。

おまけ・日だまりニャンコ×2

 後庭にいました。久しぶりに間近で見るニャンコです! それも無防備だよ! しかも三毛の子は私のすぐ側まで寄ってきました。モフモフしたいのはやまやまでしたが、逃げられたら勿体ないので、我慢しました。




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