花菖蒲の郷公園

 今年は、6月15日から7月4日にかけて「花菖蒲まつり」が開催されるとのことなので、6月20日に行ってきました。曇って時々雨が降るというあいにくの天気でしたが、まつりの期間中は、この日くらいしか空けられそうになかったので、ちょっと無理をしてきました(^^ゞ。時期をずらしても良かったかもしれませんが、遅くなると、この前のジャーマンアイリスの二の舞になりそうなので、今回は素直に期間中に行きました。まつりの期間中の土日は、舞踊、民謡、神楽、喜劇、カラオケ、モデル撮影会等々、色々なステージイベントが行われる予定だそうです。
 公園は平成5年に開園したそうで、思いの外綺麗に整備されていました。公園全体としては5ヘクタールほどの面積があるそうで、そのうちの半分ほどがハナショウブ畑になっています。普通に歩けば、端から端まで30分もあれば見て回れるかもしれません。一面に咲き乱れるハナショウブに息を呑みました。咲いていない品種がいくつかありましたが、全体としてはちょうど見頃のようでした。同じアイリス属のジャーマンアイリスのような派手さはありませんし、色もどちらかというと単調のような気がしますが、ハナショウブは清楚な感じがします。この公園の目玉品種は、‘花且美’という、純白と薄紫の6枚の花被片を持つ野ハナショウブの変種だそうですが、どこにあるのか分かりませんでした。今回の小旅行の心残りです。
 花菖蒲の郷公園の詳細は、南方町のサイト登米市のサイト(合併により南方町は登米市南方町となりました)、宮城県観光連盟のページ商工会のページをご覧下さい。交通手段は、自動車がベストかもしれません。公共交通機関は、電車+バスなら、東北本線の瀬峰駅で下車、宮城交通バスの瀬峰駅発・佐沼行き(休日は1〜2時間に1本程度)ですが、花菖蒲の郷公園から最寄りのバス停(名称?)まで2km程あるらしく、往復で4kmを歩いても良いという人でない限りお勧めできません。

 余談ですが、食事は、公園の入り口にある「牛トピア(ギュウトピア?)」(仙台牛を使った料理が食べられるレストラン兼土産売店)か、「もっこり亭」(ラーメン、カレーライス、蕎麦、うどんなど)で摂れます。「牛トピア」が混んでいたので、「もっこり亭」でラーメンと餃子をいただきましたが、特産のニラ入りの緑色のラーメンは、美味しかったです。

「日だまり仔猫」内の関連ページ:アヤメ属(アイリス属、イリス属)


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 階段の上から撮影した、公園の右半分。木に隠れていますが、中央は日本庭園。垣根の向こうは園外ですが、山や田畑に囲まれているのがお分かり戴けるでしょうか?

 人工のせせらぎ。奥の白や紫色の物はハナショウブです。

 ハナショウブは、1列に1〜数品種植えられています。写真の右上に見えるテントで、ハナショウブが即売されていました。1ポット500円です。

 
‘綾瀬川’
‘胡蝶の舞’
‘五月晴’
 
‘新袂鏡’
‘天女の冠’
‘夏化粧’
 
野花菖蒲(参)
‘春の沢辺’
‘頼光’



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