弘前城植物園

 9月22日に、仕事で弘前に行ったついでに見てきました。ちょうど12時頃弘前駅着、コインロッカーに荷物を預けて、徒歩で弘前城を目指しました(^^;。それというのも、駅のデパートでは食事をする気になれず、途中で「弘前料理」みたいなものを食べさせてくれる店を探すのが目的でした。ところが!その様な店はおろか、普通の飲食店自体が少なかったです(--;(ちなみに、この日の夕食は上司と一緒にとったのですが、午後7時を少し回った時点で既にシャッターが閉じている商店街の中で食堂探しをしたものの、なかなか見つからなくて、「弘前の人はいったいどこで外食をとるのだろう?」などと話をしました。)。弘前駅から中央通りを歩くこと約30分、ようやく弘前城に到着。あれば良いなと、期待していた資料館兼食堂があって、ようやく食事にありつけました。もっとも、注文してから作るのか、待ち時間が長かったです(^^;(味は、まずまずとだけ(^^;)。

 前置きが長くなりましたが、植物園自体は良かったです。南案内所から入ったのですが、その右手にある樹木地帯は、木々の強い香りが清々しく、疲れが癒される思いでした。76,000m2の面積が、白神山地生態園、和洋公園植物園、街路樹見本園、万葉植物園などなどの色々な区画に分かれていて、それぞれが綺麗に整備されていて、植えられている植物の種類も多く見応えがありました。運悪く天気に恵まれず、傘をさしながら+デジカメが雨に濡れないように気を使いながらの撮影のせいで、手ぶれしてしまって良い写真は撮れませんでしたが。17時からの講演会に参加しなければならなかったので、2時間程度で切り上げたのですが、写真を撮りながら見て回るには2時間は短かったです。

 開園期間は、弘前さくらまつりから11月23日まで。休園日は月曜日(祝日の時はその翌日)。開園は9時〜17時(入園券の発売は16時30分まで)。入園料は、植物園内に限れば、大人300円(小人100円)です(弘前城内も見て回れる共通券なら500円)。

追記(2006.10.26.)
 弘前市に在住している方から、「中央通りはメインストリートではない」との御指摘を受けて、「『おそらくはメインストリートであろう』中央通り」の『』内の文章を削除しました。これまで誤っていたことをお詫び致します。

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大石武学流庭園 オトコエシ ダイモンジソウ
大石武学流庭園

大石武学流は、江戸時代の末頃に、津軽地方の歴史、宗教、風土を背景に生まれたそうです。

オトコエシ

オミナエシ科。女郎花(オミナエシ)に対してオトコエシがあるなんて初めて知りました。薬草になるそうです。

ダイモンジソウ

ユキノシタ科。「斜里知床の植物」地区に植えられていました。

 
フランクリンノキ アベリア ハナトラノオ
フランクリンノキ

ツバキ科。フランクリニア属には、このフランクリンノキ一種しかないそうです。珍しいみたいで、開花状況が宣伝されてました。

アベリア

スイカズラ科。中国が原産です。街路樹になるそうです。サムネイルは、紅花の‘エドワード・ゴーチャー’です。

ハナトラノオ

シソ科。ちょうど雨が途切れて、雲間から青空が見えたところで撮影したものです。今回のお気に入りの一枚です。

 
ロベリア・カルディナリス センキュウ ベンケイソウ
ロベリア・カルディナリス

「湿性植物園」の池の中で咲いていました。

センキュウ

セリ科。根茎が、補血、強壮、鎮痛の薬になるそうです。

ベンケイソウ

ベンケイソウ科。民間薬で、葉が、排膿に使えるそうです。

 
タカクマホトトギス レッドラズベリー ホソザキシモツケ
タカクマホトトギス

ユリ科。斑点模様が特徴的。これが嫌いという人もいるようです。確かに、気持ちいいものではないかも(^^;

レッドラズベリー

バラ科。「果樹見本園」にて撮影しました。ここでは、比較的寒さに強く、家庭向きの果樹が栽培されています。

ホソザキシモツケ

バラ科。シモツケは、栃木県の旧名「下野」に因みます。まるで、ブラシみたいです(笑)

 
コムラサキ トリトマ セトウチギボウシ
コムラサキ

クマツヅラ科。花ではなく、果実ですが(^^ゞ。機会があったら、花の写真も撮ってみたいです。

トリトマ

ユリ科。南アフリカケープ地方原産です。英名はトーチツリーで、松明が燃えているように見えることから付いたそうです。

セトウチギボウシ

ユリ科。山口県周防大島に分布しているそうです。他にも、いくつもの種類のギボウシが植えてありました。




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