ジャパンフローラ2000

 3月28日・29日に、淡路で開催されている「国際園芸・造園博 ジャパンフローラ2000(淡路花博)」に行って来ました。
 一日目は一時的に強い雨が降り、二日目は曇りとあいにくの天気でした。しかも、時期的に早かったせいか咲いている花の種類が少なく、花壇は未完成でした。平日だから空いているだろうと高をくくっていたのですが、入場者数は意外と多く(先の「世界らん展」と同じで、ご年輩の、それも団体らしい方々が多かったです)、春休みのためか親子連れも多く見かけました。
 私のスケジュールですが、一日目の午前中は「花の館」というパビリオンと屋外の国際庭園の観賞、午後は国際会議場のメインホールで行われた公開シンポジウム(NHK教育「趣味の園芸」のキャスター・須磨佳津江さんも講演されました)に参加。二日目の午前は、温室「奇跡の星の植物館」とメイン(?)パビリオンの「緑と都市(まち)の館」の見学、午後は散策。28日午後の予定があらかじめ決まっていたため、29日を予備日としていたのですが、これは正解で、この日だけでめぼしいところはほとんど見て回れました。

 以下、画像を交えて詳細を紹介します。小さい画像をクリックすると大きい画像が表示されます。画像の大きさは、一部を除いて400×300pixelか300×400pixel、ファイルサイズ23.0〜51.0Kbです。このページに戻る場合は、ブラウザの「戻る」をご利用下さい。現在、大きい画像は公開しておりません。

会場

 会場のほぼ全景。会場西側のプロムナードガーデンから撮影しました。手前の建物が温室「奇跡の星の植物館」、中央よりやや左の大観覧車が見える辺りがアミューズメントパーク、左側中央の白い建物が「緑の都市(まち)の館」と「花の館」、奥は曇り空と区別が付きにくいかもしれませんが海(大阪湾)です。総面積は約100ヘクタールだそうですが、移動の手段は徒歩かトラムという乗り物しかありません。坂が多いので、歩く場合は体力が必要です。
 春過ぎて夏来る頃には緑と花に覆われているでしょうが、3月下旬では時期尚早と言ったところでした。左の小さい画像をクリックして表示される大きい画像の大きさは、600×450pixel(38.0Kb)です。

ハナニラシバザクラシャガ

 左から順にハナニラ、シバザクラ、シャガ。いずれも、ブロムナードガーデンに咲いていた花です。ブロムナードガーデンは、かつては土砂採取地だったそうですが、6年をかけて25万本の木を植えて緑を回復させたそうです。

温室1温室2

 「奇跡の星の植物館」内の庭園。色々なテーマを基にした庭園がありました。出口付近で中国雲南省のきれいな花が展示されていましたが、こちらは撮影禁止でした。
 ニュースでも報道されていましたが、天気が悪いときは屋内施設に人が集中します。一日目のお昼頃に雨が降ったときは、この温室には80分待ちの行列が出来ていました。二日目は曇りでしたが、それ以上に人が並んでいたと思います。狙い目は開場後間もない時間か、閉場に近い時間(私が訪れたときは18時閉場でしたが、日が長くなればもっと遅くまで開いているそうです)です。退屈しのぎのアイテムを持っていくと良いかもしれません。

ラフレシア

 ラフレシア。おそらくは花博の目玉の一つであり、これを目当てに花博へ行く人も少なくないはず。実物を見るのを楽しみにしている人もいらっしゃるでしょうから、花博が終了するまでは敢えて小さい画像は示しません。(花博が終わったのでサムネイルを差し替えました。2000.10.15)
 メインゲートから入場してすぐ右側にある白い建物「緑と都市(まち)の館」の入り口近くにあります。このパビリオン内の映像を見る場合は並ぶ必要がありますが(私は「奇跡の星の植物館」を見てから並んだのですが、20分程度でした)、映像を見なくても良いという人のために並ばずに見られる別の入り口もありました。

バンクシアとカンガルーポーボアブ

 国際庭園のオーストラリア庭園で撮影した写真。左がバンクシア(手前)とカンガルーポー(奥)、右がボアブ(英文の説明に「boab」とあったのですが、バオバブ(baobab)とは別の植物なのでしょうか?)。数ある庭園の中で、ひときわ目立った植物があったのがオーストラリア庭園でした。
 前にも書きましたが、この季節だと屋外で咲いている花の種類が少なく、パンジーやビオラが多かったなぁ、と言う印象が残っています。何せ、チューリップでさえ、蕾が出ていない状態のものもありましたし。

 まともな写真が少ないので、説明をしなかった場所やイベントなどがあります。それでも、やや長い文章になっちゃいましたが。最後まで読んで下さった方、お疲れさま&ありがとうございました。



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