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クレマチス・モンタナ

クレマチス・モンタナ
品種:‘スノーフレーク’


キンポウゲ科クレマチス属(センニンソウ属)
学名Clematis montana Buch.-Ham. ex DC.
英名Anemone Clematis
和名 
別名 
花言葉属の解説参照
メモ

 クレマチス属の解説は、こちらをご覧下さい。
 原産地は中国の中〜西部、ヒマラヤだそうで、海抜4000メートルまでの温暖な地域に分布しているそうです。

 モンタナ種は、クレマチス属の分類では、ハンショウヅル節に含まれます。
 強勢で、8メートルまで伸長するそうです。葉は、3枚の小葉から成る三出複葉で、対生しています。各小葉は先がとがった卵形〜披針形で、縁に粗い鋸歯がありますが、稀に鋸歯がないこともあるそうです。花は葉腋に着きます。花弁に見える物は萼片で、4枚ありますが、稀に5枚のこともあるそうです。色は、白〜ピンクです。

 変種(variety; var.)として、var. alba(資料によっては園芸品種‘Alba’)、var. rubens(資料によっては園芸品種‘ルーベンス’)、var. grandiflora(資料によっては、品種[form; f.]扱いされていることもあります)、var. wilsonii 等があり、これらを交雑して、‘Lilacina’、‘Perfecta(パーフェクタ)’等の園芸品種が育成されているそうです。また、他の園芸品種として、‘Alexander(アレキサンダー)’、‘Elizabeth(エリザベス)’、‘Marjorie’、‘Tetrarose’、‘スノーフレーク’等があります。

 栽培については、クレマチス属の解説のページをご覧下さい。寒さには強いそうですが、暑さには弱いそうです。一季咲き性で、開花期は春だけです。花は、前年に発生した枝に着くので、剪定する際は、切りすぎないように注意する必要があります。

 葉は皮膚病に対して利用され、種子は下剤の効果があるそうです。なお、葉、茎、根には、数種類のトリテルペン(clemontanoside)が含まれていることが明らかにされています。


本棚以外の参考文献
  • Thapliyal, R. P. et al., An oleanolic acid based bisglycoside from Clematis montana roots. Phytochemistry. 34: 861-862. 1993.

コメント

 通販で購入しました。栽培方法と成育過程は、同時に購入したクレマチス・ラヌギノサの‘白雪姫’と同じですが、最初の開花は‘白雪姫’より1週間ほど早く、4月中旬を少し過ぎた頃でした。写真は、花リレーで紹介したときと同じ物です(^^ゞ
 コレクションのために購入したのは、言わずもがな、です(笑)。お陰で、図らずも、クレマチスが増えてしまいました(^^ゞ。順調にいけば、来年以降、もう少し増えるかもしれません。(2004.7.31.)

もう一言(2005.5.23.)

クレマチス・モンタナ

 無加温の温室に置いていますが、今年は4月下旬に最初の花が開花しました。また、一つだけですが、稀に咲くと言われる5枚の萼片の花が咲きました(^^)。なお、昨年は、ほとんど剪定を行いませんでした。

 
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