このページ内の文章・画像の転載を禁止します


クラーキア・プルケラ

クラーキア・プルケラクラーキア・プルケラ
品種:‘Snowflake


アカバナ科クラーキア属(サンジソウ属)
学名Clarkia pulchella Pursh
英名Elkhorns Clarkia
和名ホソバノサンジソウ(細葉の山字草)
別名 
花言葉 
メモ

 クラーキア属の解説は、こちらをご覧下さい。
 原産地は、文献によってまちまちで、カリフォルニア州、オレゴン州、ロッキー山脈から太平沿岸とされていますが、いずれにせよ、アメリカ合衆国の西部のようです。
 日本には、明治時代(初年とも、18年とも言われています)に渡来したそうです。

 雄しべは8本ありますが、そのうちの4本は退化していて、これによって、クラーキア・エレガンス(サンジソウ)と区別するそうです。柱頭は4裂していて、私は、初めて花を見たとき、花の中に花があるのかと思ってしまいました(^^;

 園芸上は秋播きの一年草として扱われていますが、春播きも可能ですし、管理にも依るかもしれませんが、播種から2年ほど生育することがあります。日当たりや水捌けが良いところが向いていて、土壌は肥沃でなくても良いようです。栽培は、基本的に、同じクラーキア属のイロマツヨイと同じだそうです。ただし、「The New RHS Dictionary of Gardening」には、冬季の最低温度を7℃くらいに保つと良いようなことが書いてありました。私は、冬に気温がマイナスになることがある無加温の温室で栽培していますが、無事に乗り切っているので、7℃より低くても大丈夫かもしれません。また、冬を越した株の花は八重咲きになるようで、この方が春播きの株の花より見応えがあります。

 関連する研究論文は少なかったです。ないことはないのですが、ここでの紹介は省略します。

追記(2005.5.4.)
 一重の花の写真のサイズを変更し、八重咲きの花の写真と栽培に関することを追加しました。


本棚以外の参考文献
  • 特にありません

コメント

 播種は4月下旬、発芽はそのおよそ10日後、最初の開花は7月中旬です。しつこいようですけど、品種名が気に入ったので買っちゃいました(^^ゞ。T&Mの通販で買った種子でしたが、一袋約1000粒入り税込み325円の安さ、更に、サンプルの写真無しと、まるで雑草扱いです(^^;。日本の図鑑には載っていないだろうと高をくくっていましたが、しっかり和名が付いていました(^^;。なかなか侮れませんねぇ(笑)。
 昨年は、同じクラーキア属のクラーキア・エレガンス(サンジソウ)を栽培して、「山字草」という名前に似つかない花びらの形をしているなぁと思ったものですが、このプルケラの花びらは、まさに山の字をしています。的を射たネーミングですね。(2002.8.3.)

もう一言(2003.5.4.)
 写真を差し替えました。もっとも、昨年の11月末に撮影し、花リレーで公開したものですが(^^ゞ。昨年の10月末〜11月上旬頃から無加温の温室に入れていますが、冬でも完全に枯れることはなく、土が乾いたときに水遣りをしていたところ、4月中旬から咲き始めました。今咲いているものは、花弁が4枚以上で、花の大きさは夏より大きくて見応えがあります。

もう一言2(2005.5.4.)
 2004年も無事に越冬し4月上旬に開花しましたが、残念なことに、開花後に株が枯死してしまいました( つД`)゜・゜。一年草と言われていますが、播種からおよそ2年ほど育ちました。運良くこぼれ種があったようで、いつの間にか発芽して、今年も4月上旬から開花しています(^^)。名前は‘スノーフレーク’ですが、白色だけでなく、ややピンクがかった花も咲かせています。

 
HOME   植物名一覧

このページ内の文章・画像の転載を禁止します