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セリンセ

セリンセ


ムラサキ科 セリンセ属(キバナルリソウ属)
学名Cerinthe major L.
英名Honeywort
和名キバナルリソウ(黄花瑠璃草)
別名 
花言葉 
メモ

 属名は、ギリシア語の「keros(蝋)+anthos(花)」で、ミツバチが巣作りのためのワックスを採るため訪花する事に由来するそうです。
 原産は地中海沿岸です。

 一年草で、和名の通り、黄色い花を咲かせるそうです。葉が紫色を呈するのが特徴です。
 写真は、T&M社のPurpurescensで、紫色の花を咲かせます。調べたところ、変種(var. purpurescens)として紹介されていたり、品種(‘Purpurescens’)として紹介されたりしていて、変種と品種のどちらが正しいか分かりませんでした。そもそも、資料自体が少なかったです。

コメント

 写真は今年の3月半ば以降に咲き始めた株のもので、播種は昨年の10月上旬、発芽はおよそ1週間後でした(無加温の温室内で栽培)。T&Mのカタログには紫色の葉の写真が載って、「面白い植物だなぁ」と思って購入したのですが、実物は葉の色付きが悪かったです。
 昨年は、春播きにも挑戦しました。その時は、5月半ば過ぎに播種、そのおよそ1週間後に発芽、最初の開花は8月中頃でした。しかし、その後、病気のせいで花芽が枯れてしまい、花がほとんど咲きませんでしたし、葉も緑色のままでした。
 日本の種苗会社では、‘プライド・オブ・ジブラルタル’という品種のタネを秋播き用として販売しているようなので、秋播きも試したのですが、花は咲いたものの、葉は昨年の夏より少しだけ青っぽくなった程度です。ある海外のページによると、エイジに伴って色が変わると言うことなので(エイジ=「age(齢)」です。植物生理学では良く「エイジ」と言ってます。この場合、「古株になると」くらいの意味だと思います)、もし、今後、今以上に葉の色が青くなったら、写真を差し替えます。

 T&Mの日本語版カタログには「セレンス」と記載されていましたが、どこをどうすれば「Cerinthe」がそう読めるのか、ちょっと不思議です(^^;。もっとも、「ケリンテ」というのが本来の発音だそうですが、日本の種苗会社のカタログでは「セリンセ」となっていたので、このサイトでも「セリンセ」を採用しました。かなりアバウトです(^^ゞ(2002.3.30.)

 
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