ニホンナシ

　属名の由来は、セイヨウナシをご覧下さい。

　ニホンヤマナシ（P. pyrifolia (Burm. f.) Nakai）に由来する栽培品種群で、ニホンヤマナシとは変種として区別されています。原産は、日本中部以南、朝鮮半島南部、中国長江沿岸などです。

　混合花芽（開いた場合には枝の先端に花を着ける）で、着生位置は頂生です。果実は偽果で、可食部は花托が発達した物です。

　子供の頃は、コンニャクとともに「砂利が入っている」という理由で食べられなかった食品の一つでした(^^ゞ。もちろん、今では食べられます。私の地元の栃木県佐野市は、無名かもしれませんがナシの産地で、品種は分かりませんが大きくて美味しいナシを作っています（地元PR・お世辞抜きです。）。小学生の頃、地元の史跡・名物などを元にした佐野カルタなる物がありましたが、その中に「名産の吾妻（注：佐野市内のある町の名前）のモモにナシの味」というのもありました。懐かしい話ばかりで、コメントらしいコメントになっていませんね(^^;;;（2001．5．1．）