カンナ

　属名は、ケルト語で杖を意味するとか、ギリシア語の「kanna（アシ）」に由来するとか、諸説あり、はっきりしないそうです。

　熱帯アメリカ原産で、コロンブスのアメリカ大陸発見後にヨーロッパに導入され、日本にも江戸初期までにダンドク（Canna indica）が渡来したそうです。

一般に栽培されている園芸品種は Canna indica を主にし、C. flaccida その他が交雑された雑種で、Canna indica hybrid と呼ばれているそうです。

　花びらのように見えるのは、雄しべが花弁化したものです。

　4月半ば過ぎに球根を植え付けました。その後、茎葉が次々と生えてきて、最初の花が咲いたのは8月中旬過ぎでした。写真は9月上旬に2番目の花茎に咲いたものです。（2000．9．10．）