このページ内の文章・画像の転載を禁止します


カラスビシャク

カラスビシャクカラスビシャク
仏炎苞に包まれた状態花序(花の集まり)


サトイモ科 ハンゲ属
学名Pinellia ternata (Thunb.) Breit.
英名 
和名カラスビシャク
別名ハンゲ(半夏)
花言葉 
メモ

 属名は、ピネーリと言う人の名前に因みます。

 左は仏炎苞に包まれた状態です。
 右は仏炎苞を取り除いた状態で、いわゆる肉穂花序と呼ばれている花の集まりになっています。上の白いのが雄花群、下のツブツブが雌花群です。雄花群より上の部分が付属体です。
 ミズバショウやコンニャクと同じサトイモ科だけあって形態が似ていますが、ミズバショウと違って花序の先端に付属体が付いています。

 根茎は薬になり、農家ではこれを売って副収入にしていたことから、「へそくり」の別名もあるようです。使い方によっては皮膚炎を起こすので取り扱いには注意が必要です。

コメント

 このページでは、主に自分で育てた植物か、イラストの参考にした植物の写真を掲載しているのですが、よその掲示板で「薬になる雑草」の話題で出てきたので、それなら実物をってことで載せちゃいました。畑の雑草だから栽培しているつもりはないけど、生えてきちゃって花まで着いたんだから、育てたことになるのかな(^^;

 
HOME   植物名一覧

このページ内の文章・画像の転載を禁止します