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コスモス

コスモスコスモス
 品種:‘イエローガーデン’


キク科 コスモス属
学名Cosmos bipinnatus Cav.
英名cosmos
和名コスモス、アキザクラ(秋桜)
別名オオハルシャギク
花言葉乙女の真心/白花:純潔、赤:愛情
メモ

 メキシコ原産です。日本には明治12年(1879年)頃に入ってきたと言われています。属名の Cosmos は、ギリシア語の「kosmos(飾り、美しい)」に由来します。

 コスモスは元々桃色の花色しかなかったようですが、佐俣淑彦玉川大学教授によって、‘イエローガーデン’のような黄色い品種が育成されました(品種登録は1987年)。育成には、およそ30年かかったそうです。キバナコスモス(C. sulphureus Cav.と混同されることがあるようですが、キバナコスモスは別の種です。黄色いコスモスの全てがキバナコスモスではないことに注意です。

 ‘イエローガーデン’の舌状花花弁に含まれている色素は、コレオプシンサルフレインで、量的にはコレオプシンの方が多いようです。しかし、黄色の発色効果としては、サルフレインの方が効果があるそうです。(メモ改訂:2001.7.21.)

このサイトの本棚でコメントを公開している専門・関連図書
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  1. 樋口春三編著「花のはなしI」(技報堂出版)
  2. NHK趣味の園芸テキスト・2000年10月号.144−145ページ.

コメント

 左の写真のコスモスは、花びらの色が‘あかつき’という品種に似ていますが、野良コスモスなので本当のことは分かりません。花の色によって花言葉が違うようですが、赤い花びらに白い筋が入ったお得なコスモスです(笑)

 右は初めて自分で育てたコスモスで、4月半ばに播種、最初の開花が10月上旬でした。その間伸長し続けて、2メートル近くになりました(^^ゞ。教訓「コスモスの播種はもっと遅く、早く播種したら挿し木をするべし」(2000.10.15.)

 
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