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ヒッペアストルム属


このサイトで紹介している種

アマリリス      
アマリリス
(× hybridum
     

ヒガンバナ科Amaryllidaceae
学名Hippeastrum Herb.
和名アマリリス属
英名amaryllis, knight's star lily
分布中央〜南アメリカ
種数約70〜80種(資料によって異なります)
属名の性別中性

属名の由来

 ギリシャ語の「hippeus(騎手)+astron(星)」であるが、なぜこの様な名前が付いたのかは不明。一説には、跨状に重なり合った葉と、開いた花冠の形に由来すると言われている。

メモ

形態、生態、栽培など
 多年生の草本です。地下部は鱗茎で、外皮があります。葉は線形で、分枝は仮軸分枝(茎頂に花が着くことで主軸の成長が止まると、代わって側枝が発達して主軸のように成長する、という分枝様式)だそうです。花茎は中空です。2〜数個の花が散形花序を形成し、花序の基部には2枚の包葉があります。花は、6枚の花被片、6本の雄しべ、下位で3室から成る雌しべで構成されています。
 もともとはアマリリス属(Amaryllis L.)でしたが、ヒッペアストルム属は、開花時に葉がある、花茎は中空、柱頭が三裂する、という点で異なることから区別しているようです。しかし、今でも、アマリリスの方が通りが良いことから、本来のアマリリス属の植物(一属一種)の方を「ホンアマリリス(和名)」とか「アマリリス・ベラドンナ(学名:Amaryllis belladonna)」と呼んで区別しているそうです。(これまで、アマリリスの解説ページに書いていたこのアマリリス属との比較と、原種・園芸種の日本への来歴を、とあるサイトで、ほぼコピペされているのを見つけました。同じ資料を使って解説していたとしても、句読点まで同じ位置なんてあり得ないと思いますが? 「役立たず」というタイトルのサイトだから、「人の文章をコピーしておいて、役立たずとは・・・」と余計に感情的になってしまうのですが。このサイトでは、文章・画像の転載を認めていませんので、ご注意下さい)

 半耐寒性で、冬に気温が下がる地域では、保護が必要になります。水捌けが良く、有機質に富む肥沃な土壌を好むそうです。鱗茎は、一部が地上に出るように植えます。花が終わった後は水遣りを控えるか、掘り上げて乾燥させると良いそうです。なお、繁殖は実生か分球で行います。分球は春に行うそうです。根が弱いため、植え替えは3〜4年に1回程度とし、その際は、土を出来るだけ取り除くと良いそうです。


種類
 種数は上記の通りです。一部の種を以下に挙げます。

H. × gracilis hort.
H. pratense Baker
・キンサンジゴ(H. puniceum Vos.
H. reginae Herb.
H. reticulatum Herb.
  シロスジアマリリス(var. striatifolium Herb.
・ベニスジサンジゴ(H. vittatum Herb.
アマリリス(H. × hybridum hort.


本棚以外の参考文献
  • 特にありません

(2004.9.12.)
 
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