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トゥイーディア属


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カエルレア      
カエルレア
caerulea
[ブルースター]
     

ガガイモ科Asclepiadaceae
学名Tweedia Hook. et Arn.
和名 
英名 
分布南アメリカの温帯
種数約1〜7種(資料によって異なります)
属名の性別女性
属名の由来スコットランドの植物学者であった John (あるいは James) Tweedie(1775〜1862年)の名前に因む。
メモ

名前など
 属名のカタカナ表記は、「園芸植物大事典」の「人名などの固有名詞に由来する物については、極力その語本来の発音による」に従って、英語風に発音したらこうなるのではないかと思われるものを、勝手ながら付けさせていただきました。ご了承下さい。なお、「Flower Oasis」では「トウィーディア」と表記されています。
 和名ですが、これまで日本では Oxypetalum caeruleum(ブルースター、ルリトウワタ)を基本種としていたOxypetalum(オキシペタルム)属の和名がルリトウワタ属とされていました。しかし、現在、ブルースターは Tweedia属に分類されているので、今後、Tweedia属の和名がルリトウワタ属となるかもしれません。


形態・生態・栽培など
 Tweedia属の解説をしている資料は、「The New RHS Dictionary of Gardening」しか手に入りませんでした。同書では、Tweedia属に属する植物は T. caerulea(ブルースター)1種のみとされており、属の解説がそのまま種の解説になっていました。ブルースターの解説はこちらでしているので、ここでは省略します。Tweedia属そのものを解説している資料は見つかりませんでしたし、オキシペタルム属との違いについてもわかりませんでした。


種類など
 種数は、「The New RHS Dictionary of Gardening」では1種とされています。「The Plant-Book」では6種とされていましたが、学名が明記されていたのは T. caerulea だけでした。Tweedia をキーワードにして論文検索したところ、以下の7種を確認できました。ただし、検索してヒットした論文の要約を読んだ程度で、本文を手に入れることが出来ませんでしたので、何らかの不備があるかもしれません。ご了承下さい。

T. aucaensis G. H. Rua(アルゼンチン)
T. australis (Malme) C. Ezcurra (異名:Tweedia odonellii Meyer;アルゼンチン南部)
T. brunonis Hook. et Arnott
ブルースター(T. caerulea D. Don;ブラジル南部、ウルグアイ)
T. echagarayi (Hieron). Malme
T. stipitata Rua et Liede(チリ)
T. versicolor


本棚以外の参考文献
  • Quattrocchi, U. CRC World Dictionary of PLANT NAMES. Vol. IV. CRC Press LLC. 2000.

  • Rua, G. H. A new species of Tweedia Asclepiadaceae from the west of Argentina. Darwiniana. 27: 503-506. 1986.(要約のみ参考)

  • Forster, P. I. Typification of Tweedia coerulea and T. versicolor (Asclepiadaceae). Austrobaileya. 4: 289-290. 1994.(要約のみ参考)

  • Rua, G. H., et al. A new species of Tweedia (Asclepiadaceae) from the north of Chile. Gayana Botanica. 51: 81-84. 1994.(要約のみ参考)

  • Ezcurra, C. A new combination in Tweedia (Asclepiadaceae). Darwiniana. 33: 367-368. 1995.(要約のみ参考)

(2003.7.19.)
 
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