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キンバラリア属(シンバラリア属)


このサイトで紹介している種

ツタバウンラン      
ツタガラクサ[ツタバウンラン]
muralis
     

ゴマノハグサ科Scrophulariaceae
学名Cymbalaria Hill
和名ツタガラクサ属
英名 
分布アフリカ、南ヨーロッパ、西アジア
種数約10種
属名の性別女性
属名の由来

ギリシア語の「kymbalon(楽器のシンバル)」に由来するが、キンバラリア属のある種の葉の形に因む。

メモ

形態・生態など
 かつては、リナリア属(ウンラン属)に含まれていたようですが、以下のような違いから分類されたようです。

 キンバラリア属リナリア属
花の着き方葉の付け根(葉腋)に一つだけ着く総状花序か穂状花序を形成する
葉脈掌状羽状

 匍匐性です。花には、距があります。
 耐寒性がある多年草ですが、短命だと言われているようです。日本で園芸植物として栽培されているのはツタガラクサだけのようなので、栽培の詳細はそちらに譲ります。


種類など
 種数は上記の通りですが、和製の図鑑に載っていたのは、ツタガラクサ1種のみ。「The New RHS Dictionary of Gardening」には以下の5種が紹介されています。

C. aequitrifolia (Viv.) A. Chev.
C. hepaticifolia (Poir.) Wettst.
ツタガラクサ[ツタバウンラン](C. muralis P. Gaertn., Mey. et Scherb.
C. pallida (Ten.) Wettst.
C. pilosa (Jacq.) Grande.


本棚以外の参考文献
  • 堀田満ら編集.世界有用植物事典.平凡社.1989年.

(2003.3.15.)
 
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