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サルピグロッシス属


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サルピグロッシス・シヌアータ      
シヌアータ(sinuata      

ナス科Solanaceae
学名Salpiglossis Ruiz et Pav.
和名サルメンバナ属
分布南アンデス(チリ、ペルー、アルゼンチン)
種数2種(文献によっては、8種)
属名の性別女性
属名の由来

ギリシア語の「salpinx(筒、ラッパ)」+「glossa(舌)」で、花冠と花柱の形に因む。

メモ

 ペチュニアの近縁と言われている植物で、確かに、花の形が何となく似ています。花冠は5裂し、漏斗状で、襞があります。5本の雄蕊のうち稔性があるのは4本で、残りの1本は稔性のない仮雄蕊になっています。茎はベトベトしていて、柔毛に覆われています。
 種の数は、上記の通り、資料によって異なりますが、「The New RHS Dictionary of Gardening」によると、S. actiloba と S. sinuata の2種に分類されているようです。

 S. actiloba I. M. Johnst.S. sinuata Ruiz. et Pav.
異名S. linearisS. gloxiniifloraS. grandiflora
S. superbissimaS. variabilis
草丈〜30cm〜60cm
3cm。無柄。線矩形〜へら形。先端は鈍形、基部は漸尖形。10cm。楕円形〜狭矩形。縁は、深波状、歯状、あるいは、羽状
開花期夏〜秋

 花の大きさに関しても、 S. actiloba の方が S. sinuata より小さいそうです。なお、園芸品種は、主に、S. sinuata に由来するそうです。
 S. integrifolia と言う種もあるようですが、これは、Petunia vilacea の異名とされているようです。また、「最新園芸大辞典」によると、S. atropurpurea と言う種もあるそうですが、これもS. sinuata に分類されることがあるそうです。(2002.12.22.)

 
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