栽培、病害虫

農業技術大系・花卉編
 農山漁村文化協会(農文協) ?円

内容
 生産者向け。全12巻で、1巻「生長・開花とその調節(第1刷・1993年)」、2巻「土・施肥・水管理(同・1993年)」、3巻「環境要素とその制御(同・1995年)」、4巻「経営戦略・品質・緑化(同・1996年)」、5巻「育種・苗生産・バイテク活用(同・?年)」、6巻「キク(クリサンセマム)(同・1995年)」、7巻「カーネーション(ダイアンサス)/バラ(同・1996年)」、8巻「1・2年草(同・1994年)」、9巻「宿根草(同・1994年)」、10巻「シクラメン/球根類(同・1995年)」、11巻「花卉/観葉植物(同・1994年)」、12巻「ラン/サボテン/多肉植物/ハーブ類(同・1996年)」。6〜12巻は、各植物について、来歴、種類、生理、生態、栽培試験の結果、栽培方法などを園芸試験場・種苗会社・大学関係者などの専門家が執筆し、主要花卉については実際に商業栽培されている方の栽培方法が紹介されている。B5版。この紹介を書いている時点で、各巻およそ620〜840ページ程で、追録が送られてくることがある。

コメント
 専門家が書いているだけあって内容的が豊富で栽培関連の本の最高峰だと思いますが、先述の通り生産者向けの内容で、内容だけでなく体積的にも非常にボリュームがあるため、一般家庭で持つなら一考した方が良いと思います。図書館などに置いてあれば、それを利用した方が良いかもしれません。また、農文協のWebサイトで会員登録(入会費、年会費有料)すれば、Web上でも閲覧が可能ですので、興味がある方は試してみてはいかがでしょう?
 この本棚のページからはリンクを張っていませんが、リンクページからは農文協が運営している「田舎の本屋さん」にリンクを張っていますので、よろしければご利用下さい。


[別冊]NHK趣味の園芸 家庭でできる病気と害虫の防除
編集人/大塚みゆき日本放送出版協会1995年4月15日971円(税抜き)

内容
NHK「趣味の園芸」で放送したものを基にまとめた病害虫防除のための本。「知っておきたい病気と害虫のABC」、「家庭園芸で防除したい病気」、「家庭園芸で防除したい害虫」、「生理障害の原因・症状・対策」、「知っておきたい薬剤のABC」の5つの章で構成されている。植物名別索引の他、病害虫が発生した器官や症状から検索できる「部位・症状別診断法」もある。薬剤名一覧表付き。オールカラー。

コメント
実用的です。


図解やさしい鉢花の育て方
尾亦房子西東社1998年9月25日1,500円(税抜き)

内容
B4版よりやや小さめ。鉢、あるいはコンテナ栽培の解説書。3部構成で、part1が園芸作業の基本(植物の性質、水やり・肥料やりの方法、繁殖方法、ガーデニングのコツ、園芸グッズの紹介、etc.)、part2が植物図鑑、part3が125種の植物の栽培方法(各植物につき1〜3ページ、栽培カレンダー、栽培のコツ、花後の管理、ハーブの利用方法、他)となっている。part1、part2はカラー写真、part3は2色刷+手書きイラスト。巻末に50音順の索引付き。

コメント
図解していて理解し易いです。ガーデニングの基本的なことについて触れられており、初心者の入門書として適当だと思います。ただし、病害虫防除に関する説明は、かなり簡潔です。


ガーデニングってやつは Let's Enjoy Gardening
田島みるくPHP研究所1999年4月22日1,250円(税抜き)

内容
漫画家の田島みるくさんが自身の体験を元に描いた園芸漫画。テキストのみのページもある。

コメント
抱腹絶倒。いやはや、笑わせていただきました。内容は、球根の選び方からレンガを使った庭の作り方まで幅が広いです。失敗談もあり、参考になるかもしれません。園芸を始めたいという方にやる気を起こさせるような本です。


新植物病理学・都丸敬一他・朝倉書店→教科書系


捨てるな、うまいタネ
藤田雅矢WAVE出版2003年5月31日1,300円(税抜き)

内容
 「食べカス」として捨てていた野菜や果物のタネを播いて育ててみようと言う本。タネの播き方にとどまらず、食の安全についてや、砂漠の緑化に役立っていることなど、タネにまつわる話の内容は多岐に亘る。B6版。231ページ。

コメント
 少々砕けた文体で分かり易く書かれています。タネが愛おしく思えてくること、播く気をそそられること、請け合いです。日本の食糧事情について考える切欠にもなるかもしれません。個人的にはお薦めの一冊です。
 ただ、若干の突っ込みどころがあります(132ページ:イチゴのタネは「食べては捨て」なんてしないと思いますが。157ページ:イチゴは「子房が大きくなって果実になる」というより花托が大きくなると思いますが。確かに、痩果も成熟に伴って大きくなりますし、花托と一緒に食しますけど。そもそも、「子房が大きくなって果実になる」という表現では、偽果のことが忘れられているように思えますが。)


インターネット時代の園芸入門
ムルハウス編著株式会社SCC2000年1月1日2,600円(税抜き)

内容
園芸入門書。特徴は、タイトル通り、インターネットで園芸・植物関連の情報を公開している web site を紹介していること。一部ではあるが、ホームページ(各 web site の表紙ページ)を写真入りで説明している。第6章「園芸と栽培の基本知識」以外のページはフルカラー。巻末に植物名索引(アイウエオ順)、事項索引、ホームページ索引(この本での掲載順)付き。
付属CD-ROM(ハイブリッドタイプ)の内容は、「デジタル園芸日誌(PCのハードディスクにコピーすることで書き込み可)」、「プラントリスト」、「植物事典(100種)」、「緑のアドレスブック(植物園、緑の相談所などの紹介;本に書いてありませんでしたが、インストールの方法は「デジタル園芸日誌」と同様で、「D&Pアプリケーション」を「Grad アプリケーション」に読み替えれば多分大丈夫だと思いますが、保証はできません。)」、「ホームページアドレス集」、他。

コメント
インターネット歴がそこそこ長いという人にはお馴染みのサイトが多く紹介されていると思いますが(私はそうでしたが、他の方はどうなんでしょう?)、インターネットも園芸も始めて間もない人、あるいは新しい種類の植物を育ててみたい人には有益な情報源だと思います。オマケCD-ROMは使っていないので評価は致しかねます。


花の園芸大百科
山本 忠主婦と生活社1993年3,786円(税抜き)

内容
「屋外で楽しむ草花・花木」、「室内で楽しむ草花・花木」、「ベゴニア」、「セントポーリア」、「洋ラン」、「東洋ラン」、「山野草」、「ハーブ」の栽培方法、利用方法(飾り方、贈り方、調理法など)などをカラーの写真で紹介。品種もある程度取り上げている(全部で?種・1500品種余)。それぞれの植物に暖地・寒冷地別の作業カレンダー(植え付け、播種、施肥、病虫害防除の時期等)が付いている。都道府県の花、主な病害虫の防除方法、園芸作業の基礎とコツも取り上げられている。巻末に2ページの園芸用語解説付き。植物名索引はアイウエオ順。目立たないかもしれないが、欄下に花言葉が付いている。

コメント
一冊の本に良くこれほど豊富な内容を要領よくまとめたなぁと感心しました。1種類の植物なり一つの事柄を専門的にまとめた本にはさすがに敵いませんが、様々な植物やその利用法などを知りたいというのであれば、お買い得だと思います。


花専科*育種と栽培シリーズ
 誠文堂新光社 2,621〜3,301円(税抜き)

内容
現在、手元にあるのは、「リンドウ」、「トルコギキョウ」、「スターチス(リモニウム)」、「ファレノプシス」、「ユリ」、「アルストロメリア」、「チューリップ」、「ストック」で、いずれもその道の専門家(育種家や大学の先生)が、執筆・編集されている。形態・生態的特徴の他、流通の動向、地域別栽培技術などが紹介されている。巻末に、学会で発表されたり、学会雑誌等に投稿された論文などの参考文献が掲載されている。

コメント
生産者向けという感じがします。

花専科シリーズにどれほどの種類があるのかは分かりません。誠文堂新光社の Web site で公開されていればいいのですが、雑誌・書籍の検索をしても引っかからないところを見ると登録されていないか絶版かのいずれかだと思います。そんな本を紹介しても意味がないかもしれませんが。


その他

園芸天国
石倉ヒロユキ・真木文絵新潮社・新潮OH!文庫(018)2000年10月10日562円(税抜き)

内容
自称「失敗にこりないガーデナー」夫婦のイギリスや日本での園芸生活の顛末が28のパートに分けて紹介されている。挿し絵のイラストと写真はカラーとモノクロ。なお、石倉氏はNHK「趣味の園芸」テキストで「気分は天気しだい」の連載をしている(2000年現在)。

コメント
カレル・チャペックの「園芸家12ヶ月」を彷彿とさせるような内容とイラストです。ユーモアにあふれて、より現代的で日本的なので親近感を持てるかもしれません。一番最後の「『咲いていただく』心境」は、全ての園芸家に通じると思います。


バラの誕生 技術と文化の高貴なる結合
大場秀章中央公論新社・中公新書1997年11月25日760円(税抜き)

内容
バラの園芸化の歴史、バラの植物学、世界や日本のバラの種類など、バラに関することをまとめた本。挿し絵は、口絵の1ページがカラー(ルドゥーテの「バラ図譜」に収録されている作品)で、他は全てモノクロの写真かイラスト(中島睦子氏)。巻末に植物名索引とバラ属の分類体系付き。

コメント
バラに対する理解を深めたいという人向けです。ただ、最後の育種家と作られた品種については、品種の羅列という感じがして、素人にとっては読んでいてつらかったです(バラに詳しい人なら品種名だけでイメージが浮かぶでしょうが、素人はそういうわけにはいきません)。もっと挿し絵か写真を入れてメリハリをつければ・・・とも思いましたが、新書にそこまでの要求は出来ないでしょうか。

私みたいな人には、「国際版 ばら花図譜」という本があります。


幻の植物を追って
荻巣樹徳講談社2000年6月22日3,200円(税抜き)

内容
元々は、読売新聞(大阪)の夕刊に「後世への遺産」として連載をしていたものを単行本にまとめたもの。主に中国でフィールドワークする著者が、幻の植物・未知の種・絶滅したと言われる植物を貴重な写真を交えて紹介している。写真は、ほとんどがカラー。A5版。

コメント
現代版プラント・ハンターの生の声といったところでしょうか(「植物巡礼」の著者・キングドン-ウォードも少し紹介されています。)。やや値段が高い気がしますが、それに見合う十分な内容だと思います。特に、中国の植物に興味がある人にはお勧めです。一話一話が短いので、どこからでも読めます。


園芸家12ヶ月
著者/カレル=チャペック
訳/小松太郎
中央公論新社・中公文庫1975年12月10日485円(税抜き)

内容
チェコの作家が書いた、園芸マニアの仕事の模様を一月ごとに綴った本。ただし、実用書ではない。思わずにやりとしてしまうようなユーモアたっぷりに書かれた園芸ライフ。

コメント
日本と風土が異なる国でも園芸家の悩みは同じなのかも?時代背景に精通していれば、違った読み方もできるかもしれません。


緑・花(りょっか)試験 対策予想問題集
グループ・摩天楼早稲田教育出版2000年10月20日1,800円(税抜き)

内容
2000年から財団法人公園緑地管理財団の主催で行われるようになった「緑・花文化の知識認定試験」の予想問題集。本試験と同じ80問の予想問題とその解答解説が二つ分収録されている。A5版。オールカラー。

コメント
発行日から判断して、第1回の試験を元に作成された予想問題だと思われます。植物の名前を当てるだけでなく、文学の中の植物、樹木の手入れなど予想以上に広範囲な知識が問われそうです。試験を受ける受けないに関わらず、一読してみるのも良いと思います。


蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクターの世界
著者/スーザン・オーリアン
訳/羽田詩津子
早川書房2000年10月31日2,200円(税抜き)

内容
原題は「The Orchid Thief(蘭泥棒)」。新聞記事のいくつかのキーワードから、フロリダ州の保護地区で起きた「幻の幽霊蘭(ポリリザ・リンデニイ)」盗難事件に興味を持った著者が、犯人であり物語の中心人物であるジョン・ラロシュとの出会いに始まり、物語の舞台となっているフロリダでのランの展覧会とそれに関わる人物やジョンラロシュに関わった人物の話などを紹介しているノンフィクション。A5版。312頁。挿し絵なし。

コメント
この本を買う動機となったのは新聞の広告ですが、その紹介文の一部に「栽培にまつわる蘊蓄満載」とあったにも関わらず、具体的な栽培方法の話は全く出てきませんでした。また、「幽霊蘭を盗み出すことに成功する。(中略)最新のクローン技術を駆使して大量増殖し、富と名声を手に入れようと目論んでいたのだが」という紹介文がありましたが、そもそも、盗難に失敗して新聞記事になったことからこの物語は始まっているし、いつかはもう一度盗難してクローン作りをする話になるだろうと期待しながら読んだのですが、フロリダの蘭マニアやジョン・ラロシュに関わった人物の話に終始していました。詳細なことは悪いとは思いませんが、本筋とは無関係な挿入話が長すぎるとも感じました。映画化されるそうですが、どのようなものが出来るか(原作に忠実だとするとドキュメンタリーになるとしか思えませんが)、それだけが気になります。


蘭への招待−その不思議なかたちと生態
塚谷裕一集英社・集英社新書0074G2001年1月22日680円(税抜き)

内容
 蘭の栽培ノウハウ本や写真は多くあるにも関わらず、蘭の形態や生態について一般向けに書かれた本がないということで、蘭を知りたい人向けに書かれた蘭の入門書。「蘭学事始め」、「蘭の生物学1 蘭の形態」、「蘭の生物学2 蘭の生活史」、「蘭の地理学・生態学−アジア野生の蘭」、「蘭のエスノボタニー・蘭の経済学」、「蘭の未来学」の6つの章から成る。引用文献付き。なお、著者は植物の発生・分子遺伝学を専門としている(→「植物の<見かけは>どう決まる」)。

コメント
 蘭の形態や生態について知りたい人には打って付けの本です。形態・生態に限らず、ビジネス、バイテク、自然保護など幅広い分野の解説がされており、入門書としても十分だと思います。「アジア野生の蘭」は著者自身のフィールドワークに基づいて書かれていますが、色々な種類の蘭の名前が次々出てきてテンポよく解説されています。これで写真がカラーだったら更に良かったと思います。


Mr. Rose 鈴木省三 僕のバラが咲いている
監修/野村和子成星出版2000年5月29日1,800円(税抜き)

内容
第2回国際バラとガーデニングショーに併せて発刊された本で、2000年1月に他界した世界的なバラのブリーダー鈴木省三氏の伝記。鈴木氏に関わった人の想い出話、鈴木氏が育成した代表的な品種の紹介、鈴木氏が残した言葉などがまとめられている。オールカラー。A5版よりやや大きめ。

コメント
ある品種の植物を育てていても、それを作り出した人の素顔や生い立ちに触れる機会は滅多にないと思いますが、この本は生涯をバラに捧げた鈴木氏の人となりを知る上で貴重な本だと思います。「人間、愚鈍で良いんだよ。一つのことを一生かけてやれば、それで良いんだ」という言葉には感銘を受けました。余談ですが、西澤潤一元東北大学総長の好きなお言葉「愚直一徹」に通じるものがあるような。収録されているバラの写真は美しく、立ち読みだけのつもりが衝動買いのきっかけになりました。
自伝の「薔薇と生きて(成星出版;税抜き2,200円)」もありますが、こちらは現在のところ購入予定はありません。
関連図書…「国際版 ばら花図譜


植物巡礼 プラント・ハンターの回想
著者/フランク・キングドン-ウォード
訳/塚谷裕一
岩波書店・岩波文庫(青478−1)1999年9月16日700円(税抜き)

内容
イギリスのプラント・ハンター(植物採集家。異国の地へ赴き、観賞価値の高い植物を生きた状態で集めてくる職業)である著者の自伝の初の邦訳版(一部割愛した部分あり)。アジアでの調査探検中に出会った植物(ウツボカズラ、モクレン、青いケシ、プリムラ、シャクナゲ、他)について発見の模様などを綴っている。全部で15章から成り、それぞれ独立した話になっている。

コメント
鳴滝塾を作った、かのシーボルトも日本の植生を調べたそうですが、プラントハンティングのような職業がごく最近まで(もしかしたら現在も?)あるとは知りませんでした。記述が詳細で、まるで著者と共に発見の現場に居合わせたかのような感じがさせられ、プラント・ハンティングの魅力を十二分に語っています。この本も、「Mr. Rose」と同様、植物に関わる仕事のことを知る上で良い資料となると思います。


チューリップ・バブル
著者/マイク・ダッシュ
訳/明石三世
文芸春秋・文春文庫(タ 11 1)2000年6月10日(第1刷)800円(税抜き)

内容
オリジナルのタイトルは「Tulipomania(チューリップ狂時代)」。主に17世紀前半にオランダで起きたチューリップ球根の高騰から暴落までの顛末の背景を当時の資料を基に解明しようとしている。また、チューリップバブルの主役とも言えるチューリップの誕生からオランダに導入されるまでの経緯といったチューリップの歴史や、オスマントルコで起きたチューリップブームや他の花の球根の高騰についても言及している。

コメント
チューリップ狂時代のことは知っていましたが、実際にどのようなものか知らなかったので勉強になりました(ヨーロッパの経済が混乱に陥ることはなかったこと、当時のチューリップはウイルス病に冒されていたために現在のチューリップより美しい品種が存在したことを知っただけでも収穫です。)。バブルに興味がなくても、チューリップの歴史やチューリップバブルが起きた頃のオランダについて知りたい人にはお勧めです。


ネコジャラシのポップコーン 畑と道端の博物誌
盛口 満木魂社1997年9月25日1,600円(税抜き)

内容
作物の起源を求めて雑草を食べようとチャレンジする学校の先生の話。「ネコジャラシのポップコーン」、「ドングリのプリン」、「サツマイモの花」、「ジュズダマのクレープ」、「バアちゃん家のトウモロコシ」の5つの章構成だが、章のタイトルにでてきた以外の植物についても、どうして雑草から作物になったのかを推測している。参考文献付き。

コメント
私の拙い文章で内容を紹介すると堅い本に思われていまいそうですが、実際はそんなことはなく、はっとさせられることもありましたが、ほのぼのとした印象も残りました。この本を読んだ後では、雑草を見る目が変わってきます。身近な雑草から、それが作物に変わるまでの歴史と作物化に関わった人間の歴史に想いを馳せるのも面白いものです。



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