ガーデニング、植物園

利用、フラワーアレンジメント等

花と葉っぱのファンタジー〜育てる、飾る、あそぶ
あんりゆき日本放送出版協会
NHK趣味の園芸ガーデニング21
2000年12月30日1,300円(税抜き)

内容
「NHK趣味の園芸」のテキストに同タイトルのシリーズを連載されている(2000年現在)あんりゆきさんの作品集。木の葉や種などを使ったクラフトやオーナメントの作り方、寄せ植え、アレンジメント等、ガーデニングの楽しみを広げるアイディアを春夏秋冬の季節に合わせて紹介している。A4版よりやや小さめ。オールカラー。

コメント
いつかは出版されるだろうと期待していましたが、期待を裏切らない素晴らしい作品が紹介されていました。中でも、動物のクラフトが愛らしいです。身近にある植物で色々な作品が出来ることに感動しました。

ハーブ

ハーブの知識と応用 料理・アレンジメント・栽培・クラフト・美容のすべて
小松美枝子グラフ社・素敵ブックス1993年1,456円(税抜き)

内容
各種ハーブの特徴、栽培方法、収穫と保存、利用法についての解説書。ハーブの種類は、おなじみのハーブ(30種)、日本のハーブ(8種+α)、これもハーブ(30種)、エディブルフラワー(16種)に分けてある。ハーブの写真は根を含めた全草を撮してある物が多いのが特徴(全てではありません)。植物名索引の他、項目別索引(ティー&コーヒー、クッキング、リカー他)も付いている。

コメント
この本を読んでの実践はしていないので、役に立つか否かのコメントは控えさせていただきます。
紹介されている料理はおいしそうです。誰か作ってくれないかな・・・。


ハーブ図鑑500 特徴・育て方・利用法
編集人/田淵増雄主婦の友社1996年4月30日1,748円(税抜き)

内容
ハーブ作りの基本を解説。500種類のハーブの栽培方法と利用法を説明しているほか、ハーブを取り入れた日常の紹介(「ハーブのある景色と暮らし」)、土作り・水やりのような基本的な栽培方法、全国ハーブガーデン&ショップについても紹介している。植物名の索引は日本語版(アイウエオ順)と学名の2種類がある。

コメント
この本を読んでの実践はしていないので、役に立つか否かのコメントは控えさせていただきます。


英国王立園芸協会 ハーブ大百科
著者/デニ=バウン
訳/吉村則子・石原真理
誠文堂新光社1997年5月20日12,000円(税抜き)

内容
海外のハーブの本の翻訳版。分類、栽培の歴史、ハーブガーデンの設定、利用などについて解説している。日本のハーブの本は、植物の紹介と利用法をまとめて紹介しているものが多いが、この本は植物を写真入りで紹介をした「カタログ」のページと、詳細な情報、栽培法、用途などを紹介した「辞典(目次では辞典なのに本文中では辞書になってます)」のページが分かれている。索引は英語(植物名は学名も用いられている)、参考文献は海外のもの、訪れたいハーブ園はとして紹介されているのは海外(全てイギリス?)のものである。

コメント
ハーブに関するありとあらゆることを網羅している感のある本です。ただし、索引は、英名と学名に限られるので、引きにくいかもしれません。


ハーブの科学
陽川昌範養賢堂1998年1月20日3,200円(税抜き)

内容
ハーブに含まれている成分とその薬効についてまとめた本。前半が総論で、ハーブの歴史、植物学、化学、機能、生産と利用、安全性についてまとめられている。後半は各論で、24種類のハーブの特徴などを解説している。索引は、「事項・化合物名」と「植物名」の2種類があり、いずれもA、B、C順。

コメント
ハーブを栽培したり利用するだけでは物足りないという方、ハーブをとことん極めたい方は一読されてみてはいかがでしょう?


ハーブ スパイス館
 小学館・実用シリーズ2000年3月1日3,800円(税抜き)

内容
A4版よりやや小さめのハーブとスパイスの図鑑。約750種類の利用法についてカラーの写真とイラスト入りで解説している。目次にもカラー写真が付いていて引きやすくなっている。図鑑、利用法、育て方だけでなく、世界各地のハーブを訪ねた「世界のハーブ&スパイス紀行」もある。「メディカルハーブ」の章では、薬効だけでなく成分についても言及されている。巻末に全国ガーデン&ショップガイドと用語解説付き。索引は、通名・和名・別名索引(50音順)、学名索引、英名索引の3種類がある。

コメント
このサイトでハーブを扱うことにしたので急遽個人用に購入した本です(このサイトで紹介している他のハーブ本は職場のもの)。ハーブの本では、これ以上に情報を網羅している本は他にないのではないかと思えるほどの内容で、正真正銘決定本です。このサイトで紹介しようとしていることが全てまとまっているので、ここの特徴がなくなりそうです。


月刊誌、季刊誌、・カタログ等

農業および園芸
編集兼発行人/及川 清養賢堂毎月?日発売1,238円(新年号2,476円)
ともに税抜き

内容
先端の農学研究の要約が取り上げられている。主な内容は、当面の話題、論説・総説・資料、実用記事、学会報告、外国文献抄録、連載記事、他。カラーは口絵の1ページのみ。

コメント
新しい研究の成果を知るには良いかもしれません。他企業の広告が少ないせいか、新品種・新製品の情報は限られています。


農耕と園芸
編集人/栗本秀機誠文堂新光社毎月23日発売829円(税抜き)

内容
野菜・花・果樹生産のための技術情報誌。カラーのページ(新品種、産地紹介、展覧会レポート、他)、一色刷のページ(特別ルポ、研究紹介、野菜・花・果樹それぞれの特集、他)、その他連載記事がある。

コメント
生産者向けという印象があります。


Flower Oasis
編集委員
小黒 晃・長岡 求・肥土邦彦
小学館 週刊 園芸百科2000年2月24日創刊
毎週木曜日・全50冊
500円(税込み)
創刊号:250円(税込み)

内容
初心者からベテランまで花作りやガーデニングを楽しめるということをモットーにした週刊誌。特集と連載記事で構成されている。A4版より大きめ。オールカラー。

コメント
創刊したばかりです。植物の名前・生態・栽培のポイント等を紹介した「今週の花市場から最新の花情報」という連載もあり、週刊の強みを生かした最新の情報が得られそうです。なお、これは創刊時のコメントです。ご了承下さい。


園芸新知識 野菜の号 花の号
編集/瀧井傳一タキイ種苗株式会社 出版部野菜・毎月10日頃発送1冊238円(税抜き)
1年間2,500円
2年間4,500円
花・毎月25日頃発送1冊248円(税抜き)
1年間2,600円
2年間4,700円

内容
タキイ種苗の友の会に入会すると配布される月刊誌。このほかに春・夏秋2回の「増刊特集号」も届けられる。定価は、友の会の会費(=購読料、入会金なし)であり、書店での入手は出来ない。
野菜の号はタキイ種苗が育成した新品種を栽培した農家(JA)の実例が取り上げられて生産者向けの感があるが、家庭菜園の作業法についての解説もある。花の号はアマチュア向け。野菜の号、花の号とも一般記事と連載記事があり、オールカラー。

コメント
A4版・オールカラー・約80ページなのにこんなに安くて良いの?と思ってます。タキイ種苗の宣伝も兼ねた冊子ですが、内容的に他の雑誌と比べて遜色ないと思います(ページが少ないことが内容が薄いことにつながっていません。かえって園芸とは関係のない余計な広告が入っていない点は良いです)。比較的大きくて読みやすい文字、すっきりしたレイアウトも個人的には気に入っています。私の知っている範囲で、通販で送料がいらないのが(タネや苗の料金にあらかじめ含まれているのか?)、他の会社には見られない特徴。


趣味の園芸
日本放送協会・日本放送出版協会日本放送出版協会毎月16日発売457円(税抜き)

内容
NHK教育で日曜日の午前8時30分(再放送:月曜日・総合・10時30分、再々放送:金曜日・教育・5時25分、ハイビジョン:日曜日・7時30分)から放送されている「NHK趣味の園芸」のテキスト。テレビ放送のレビューの他、植物別の月の作業、特集、連載などの記事がある。オールカラー。

コメント
定番。ジャンル別(庭木・花木、家庭菜園、洋ラン、ハーブなど)に、その月に行うべき作業について説明しているのは長所。


日本農業書総目録2000/カタログ/2000年7月9日
編集/農業書協会農業書協会2000年1月24日286円(税抜き)

内容
農業関係図書の普及を目的に毎年発行されている農業書のカタログ。A5版。農業書協会会員社の他、多数の出版社の本が紹介されている。農業、園芸、土壌・肥料、病害虫、農芸化学、畜産、水産等のジャンルごとに、入門書から研究者向けの専門書まで収載されている。書名索引、著者名索引付き。農文協に事務をおいている「田舎の本屋さん」に入会するともらえる。

コメント
この目録はデータベース化されており、このサイトからリンクしている「田舎の本屋さん」に書籍のサーチエンジンがおいてあります。


園芸ガイド
編集人/野口景子主婦の友社奇数月8日発売838円(新年号886円)
ともに税抜き

内容
特集、企画ページ、連載記事などで構成されている。広告多数あり。後のおよそ20ページの広告、園芸相談室、催し物情報のページを除いてカラー。

コメント
このページで紹介されている他の雑誌では見られない種苗会社や企業の広告が入っているのが強みかもしれません。


プランタ
 研成社隔月刊580円(税抜き)

内容
植物の自然誌。特集記事と連載記事で構成されている。A5版、64ページ。口絵の写真はカラー。本文はモノクロ。

コメント
植物の専門家が執筆されているようで、特に特集は、一般向けに噛み砕きながらも「濃い」印象を受けます(新書的な、と言えば分かって頂けるでしょうか?)。連載記事は、より一般向けという感じです(例えば、「植物の<見かけ>はどう決まる」の著者・塚谷氏は、国内外の旅先で出会った植物などについて執筆されています。)。きれいな花が紹介されているわけでもなく、堅めで地味な内容ですが、園芸植物とは違った植物の表情を伺うにはもってこいだと思います。
失礼ながら、小さくて薄いこともあってか、本屋の本棚の中ではほとんど目立ちません。仙台では、仙台駅前のジュンク堂(園芸関連ではなく、農業関連書籍の本棚)と、金港堂一番町店地下1階に置いてあります(他の書店は分かりません。)。バックナンバーも僅かですがあります。


トンプソン&モーガン社2000年度カタログ(日本語版)
 蓼科高原バラクライングリッシュガーデン 477円(税抜き)
通販価格:800円(送料込み)

内容
イギリスの種子会社トンプソン&モーガン社のカタログ。日本語版は日本総代理店の蓼科高原バラクライングリッシュガーデンが編集(翻訳)している。花のタネの他、野菜のタネの紹介もあり、それぞれ学名か英名のA・B・C順に配列してある(何品種あるかは数えていないので不明)。日本語版パッケージ入りの種のカタログ(138品種の花)もある。A5版よりやや大きめ。オールカラー、212ページ。巻末に索引付き。

コメント
カタログの通販法は、バラクラのホームページ(URL=http://www.barakura.co.jp/)をご覧下さい。現在、バラクラではカタログを扱っていません。
日本では見られない品種が魅力的。写真とその説明を照らし合わせるのがちょっと面倒です。翻訳といっても、植物名は英語をそのままカタカナに置き換えただけのものがあります(例:ゴンフレナ=センニチコウ、ジプソフィラ=カスミソウ、など)。でも、写真を見れば何の花か分かりますから、英名の勉強にもなるかもしれません。

最近、日本の雑誌などで、和名がある植物でも英名や学名のカタカナ表記をしていることがあるのは、こういった海外からのカタログが入手しやすくなったという背景があるからでしょうかね?



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