コズミック・エンカウンター COSMIC ENCOUNTER (新版) Avalon Hill ■ ゲームについて  プレイヤーはエイリアンのリーダーとなり、他の惑星系へ進出してコロニーを次々と作ってゆきます。  他のプレイヤーとの駆け引きや、エイリアンの特殊能力をうまく使い、他の惑星系に5つのコロニーを作ったプレイヤーが勝利します。  5つのコロニーは母星系以外に作ればよく、全ての星系にコロニーを作る必要はありません。(5つとも1つの星系に作っても、1星系に2つ作って他の星系に3つ作っても、かまいません)  あなたのターンになったら、あなたが攻撃側プレイヤーになります。  あなたは、マザーシップに宇宙船団を乗せて移動し、惑星上の他プレイヤー(防御側)と遭遇(エンカウント)しなければなりません。  その時、あなたと相手のプレイヤーはエンカウンター・カードを1枚、裏返しにして置きます。  表にしたら、宇宙船の数とエンカウンター・カード、さらに他の効果と合わさって遭遇の結果が決まります。  その結果によって、あなたはその星系にコロニーを作るか、宇宙船を失って「ワープ」へ送られるか、その他のイベントが起きます。  もし、あなたが第1の遭遇で負けたら、あなたのターンは終わりです。  もし、あなたが第1の遭遇に成功したら、第2の遭遇を行えます。  あなたの行動が終わったら、左隣のプレイヤーにターンが移ります。  また、あなたは「同盟」を組むことが出来ます。  あなたは遭遇中に、共同の利益のため、もしくはコロニーを守るため、他のプレイヤーに対して同盟を要請して、宇宙船を出してもらうことが出来ます。  そして、あなたはこのゲームの最大の特徴であり、様々な結果を引き起こす特殊能力「エイリアン・パワー」を持っています。  そのパワーはプレイにおいて、どのルールよりも優先されます。 ■ 構成 ・星系 Planet Systems  惑星系が描かれた4種類の「星系」ボードがあります。  それぞれ、赤・青・緑・黄色の種類があり、5つの惑星が描かれています。 ・「ワープ」(亜空間) The Warp  ゲーム盤の中央部になるボードです。  ゲーム中失われた宇宙船は、ここへ置かれます。 ・宇宙船 Ships  80個の宇宙船があり、赤・青・緑・黄色ごとに20個あります。 ・オーダー(命令) Order  12枚のディスク状のカードです。  赤・青・緑・黄色のカードがあり、目的の星系を示しています。(後述) ・デッキ(山札) Card Deck  54枚のカードの中に、46枚の「エンカウンター・カード(攻撃または交渉に使用)」と、8枚の「アーティファクト・カード(特殊能力を使用)」があります。 ・エイリアン・カード Alien Card  20枚のカードがあります。  それぞれエイリアンが描かれ、その特殊能力が説明されています ・マザー・シップ Mothership  宇宙船を載せて星系間の移動をさせる大きな船です。  (旧版「コズミック・エンカウンター」の「ワープ・コーン」にあたります) ・キャリアー Carriers  防御用の船で、「防御側同盟」(後述)の為に派遣する宇宙船を載せます。  各プレイヤーと同じ色のキャリアーが1隻づつあります。  (旧版「コズミック・エンカウンター」には存在しません。 惑星上の宇宙船と混同しない為に使用するようです) ・ホルダー Alien Card Holders :  エイリアン・カードを立てるためのホルダーが4つあります。 ■ ゲームの準備  まずは、「ワープ」( Warp )をプレイスペースの中央に置きます。  それぞれのプレイヤーは「星系」を選んで「ワープ」に取り付け、ゲーム盤を組み立てます。  さらにプレイヤーたちは、星系の色と同色の宇宙船を惑星に4つづつ配置し、5つのコロニーを作ります。  これが、そのプレイヤーの「ホーム・コロニー」となります。  星系には同じ色のキャリアーを配置します。  次に、ゲームで使う色のディスクを混ぜて1枚めくり、最初のプレイヤーを決定します。  積み重ねた山はさらに混ぜ、ゲーム盤のとなりに裏返して積んで置きます。  これが、「オーダー・パイル」です。  「エイリアン・カード」はよく混ぜて、それぞれのプレイヤーがカードを見ないで1枚めくります。  そのカードのエイリアンが、プレイヤーの受け持つエイリアンとなります。  エイリアン・カードは、絵の描いてある側をゲーム盤の中央に向け、ホルダーに挿して置きます。  エイリアンの特殊能力は、全てのプレイヤーに対して読み上げて下さい。  次に、デッキ(山札)を混ぜ、それぞれのプレイヤーが7枚のカードを裏返しに引きます。 カードは他のプレイヤーに見えないようにして下さい。  残ったカードは裏返しにして、オーダー・パイルの反対側へ置きます。  ゲーム中に使用されたカードは、デッキとは別にして、捨て札の山へ表向きに置きます。  準備ができたら、最初のプレイヤーからターンを開始します。 ■ プレイ  遭遇(エンカウント)は10のステップから構成されます。  通常、遭遇中に全てのステップを行いますが、ゲームの状況によっては、幾つかのステップだけを終わらせて、ターンを終了してもかまいません。  エイリアン・パワーは、ステップの進行や順番を乱してもかまいません。  アーティファクト・カードは、ステップを中断して使用できます。 1.宇宙船の復帰  ゲーム中、遭遇によって失われ、「ワープ」へ行った宇宙船があるでしょう。  遭遇の最初、「ワープ」に自分の宇宙船があったら、1つの宇宙船を1コロニー(ホーム・コロニーか自分の他星系コロニー)へ移動することができます。  自分のコロニーがなかったら、「ワープ」からマザー・シップへ、直接移動できます。 2.命令(オーダー)を受ける  オーダー・パイルの一番上からディスクをめくります。  そのディスクの色は、遭遇を行う星系の色を指示しています。  例えば、あなたの色が赤で、緑色のディスクをめくった場合、あなたは緑色の星系内にある惑星と遭遇しなければなりません。  緑色のプレイヤーは「防御側プレイヤー」となります。  もし、あなた自身の色をめくったら、他の色が出るまでめくり直すか、自分のコロニーから宇宙船を移動して、ホーム・コロニーへ再入植(または強化)することができます。  また、母星系にある他プレイヤーのコロニーの排除を試みることも出来ます。 (母星系にある他プレイヤーのコロニーは、勝利や、エイリアン・パワーに必要な母星系の3コロニーの維持の邪魔になります)  あなたの惑星から、排除したいプレイヤーのコロニーを選んで下さい。 そのプレイヤーが、この遭遇の防御側プレイヤーになります。  その惑星上にある他プレイヤーのコロニーはこの遭遇に含まれません。  もし、めくったディスクがオーダー・パイルの残り最後の1枚なら、捨てられたディスクを再び混ぜます。  攻撃側プレイヤーは、防御側プレイヤーの持ついずれかのコロニーに、マザー・シップを向けます。 3.宇宙船の集合とマザーシップの移動条件  自分のコロニーから1つから4つの宇宙船を取り、マザーシップの中央列に並べます。  宇宙船は、ホーム・コロニーか他星系に作ったコロニーの、1コロニーかいくつかのコロニーから取ります。 コロニーから全ての宇宙船を取ったら、その惑星上のコロニーは失われます。 4.惑星にマザーシップを指し示す  あなたはマザーシップを動かして、オーダーで示された星系のいずれかのコロニーに指し向けます。  防御側プレイヤーはこの時に、自分の惑星から宇宙船を足すことも引くこともできません。  また、防御側プレイヤーは、母星系の惑星に自分の宇宙船が無くても、その惑星を守る義務があります。  例えば、防御側プレイヤーの母星に、他プレイヤーのコロニーがあったとしても、防御側プレイヤーがその惑星を守らなければなりません。  もし、その惑星に防御側プレイヤーの宇宙船がなかったら、宇宙船の数は0として遭遇を行います。  この遭遇において、その惑星の他プレイヤーのコロニーと宇宙船は、何の影響も受けません。 5.攻撃側同盟の誘い  あなたはコロニーを手に入れる手助けとして、他のプレイヤーに対して「攻撃側同盟」を誘うことができます。  どの色のプレイヤーたちに同盟をして欲しいか宣言して下さい。  そのプレイヤーたちは即答せず、その気になっても答えは黙っていて下さい。  誘われたプレイヤーたちは、同盟するつもりでもしないつもりでも、防御側プレイヤーの誘いを待たなければいけません。 6.防御側同盟の誘い  防御側プレイヤーは、他のプレイヤーに対して「防御側同盟」を誘えます。  攻撃側プレイヤーに頼まれたプレイヤーも誘うことができ、彼らと組むか、単独であたります。 7.同盟の承諾/拒否  攻撃側プレイヤーの左から時計回りに進行し、プレイヤーたちは同盟の誘いを承諾するか拒否をする意志を表明します。  プレイヤーたちは、メイン・プレイヤー(攻撃側と防御側)のどちらか片方と同盟できます。  攻撃側プレイヤーと同盟するプレイヤーは、1つから4つの宇宙船を(同盟側プレイヤーのコロニーから)マザーシップの片翼に乗せます。  防御側プレイヤーと同盟するプレイヤーは、1つから4つの宇宙船をキャリアーに乗せ、防御側の助ける星に向けます。  プレイヤーたちは同盟の申し出(攻撃側か防御側かを)を選ぶことが出来ません。 選ぶとしたら、あるプレイヤーが片方のプレイヤーについて、それを見た次のプレイヤーが誘いを承諾するか拒否するか、という状況だけです。 8.エンカウンター・カードを選ぶ  同盟ができた後、攻撃側プレイヤーと防御側プレイヤーは、めいめいの手からエンカウンター・カード(攻撃カードまたは交渉カード)を1枚選び、裏返しにしておきます。 9.エンカウンター・カードを見せる  エンカウンター・カードを同時に表に返します。(出来る限り、同時に!) 10.結果を決める  遭遇において、エンカウンター・カードの種類(攻撃または交渉)によって、3種類の結果になります。  エンカウンター・カードを見せた後に遭遇は決定します。  その後、エンカウンター・カードは捨てます。  遭遇の詳しい解決は、下記を参照してください。 ◆ 両方とも攻撃カードなら  両プレイヤーは、それぞれの側のカードの数字と宇宙船の数を加算します。  あなたが攻撃側プレイヤーなら、マザーシップに乗った宇宙船と同盟の宇宙船をカードの数字に加算します。  あなたが防御側プレイヤーなら、惑星上の宇宙船とキャリアーに乗って惑星を守っている宇宙船を含めてカードの数字に加算します。  合計値が多い方のプレイヤーが勝利で、同じ値ならば防御側の勝利です。 ◆ 攻撃側プレイヤーが勝ったら ・マザーシップに乗ったすべての宇宙船は(攻撃側と同盟側の両方)惑星に置かれ、攻撃側プレイヤーとその同盟によるコロニーが(一緒に)作られます。 ・惑星上にある防御側プレイヤーの宇宙船と、防御側同盟のキャリアーに乗った宇宙船は、「ワープ」へ行きます。 ・他の惑星上の宇宙船は「ワープ」へ行きません。 これらは、この遭遇には含まれません。 ・キャリアーは「ワープ」へ行きません。 ◆ 防御側プレイヤーが勝ったら ・宇宙船は、防御した惑星上のコロニーに残ります。 ・マザーシップ上の全ての宇宙船(攻撃側と同盟側の両方)は、「ワープ」へ行きます。 ・防御側同盟は、同盟した宇宙船をコロニーへ戻し(来たコロニーが別々ならば平均させます)、キャリアーを母星系へ戻します。  防御側同盟は、防御した惑星に着陸しては「いけません」。 ・防御側同盟は、「防御報酬」と呼ばれるスペシャル・ボーナスをもらいます。  防御に貢献した宇宙船の数だけ、山札からカードをめくるか、「ワープ」から宇宙船を取り出すことができます。(宇宙船は自身のコロニーへ置きます)  報酬の種類は混ぜることができます。 例えば、そのターンに4つの宇宙船を派遣して防御が成功した場合、2枚のカードをめくって、「ワープ」から2つの宇宙船を移動することができます。 ◆ 両方とも交渉カードだったら  取引を試みます。 攻撃は平和的な会話によって片づけられます。  攻撃側・防御側、全ての同盟は宇宙船をそれぞれのコロニーに返し、キャリアーもその母星系へ返します。 この場合、同盟側はなにも得られません。  メイン・プレイヤー(攻撃側・防御側)は取引に1分間、使えます。 ◆ 交渉  交渉では、カードやコロニーを取引できます。 (コロニーとカード両方でも可)  「ワープ」内の宇宙船は、コロニーを作るのに使うことは出来ません。  カードは、デッキからではなく、プレイヤーの手札から持ってこなくてはいけません。  マザーシップ内の宇宙船は攻撃側プレイヤーのコロニーへ戻します。  同盟側は交渉に加わることは出来ません。  もしも1分間で交渉が成立しなかったら、両プレイヤーはそれぞれ3つの宇宙船を失います。 3つの宇宙船を選び、「ワープ」へ送って下さい。  交渉が失敗した場合、攻撃側プレイヤーのターンは終わります。 ◆ 1プレイヤーが交渉カードで、他のプレイヤーが攻撃カードだったら  もしあなたが交渉カードを使えば、あなたの側は負けです。 自動的にあなたの宇宙船とあなたの同盟の宇宙船は、「ワープ」へ送られます。  けれどもあなたは、好戦的な相手から「賠償」を要求します。  あなたは、「ワープ」に失われた宇宙船1つにつき、相手の手札からランダムにカードを1枚取ります。(あなたの同盟側が失った宇宙船は数えません)  もし、あなたの相手が充分にカードを持っていない場合でも、賠償は相手の持っているカードからだけです。 ■ その他の詳細 ◆ 第2の遭遇:  もし第1の遭遇で、攻撃か交渉どちらかを成功させ、1枚以上のエンカウンター・カード(攻撃または交渉)を持っていたら、第2の遭遇を行うことが出来ます。  もし第2の遭遇を選択したら、再度「ステップ1.宇宙船の回復」から始め、最初のように遭遇を始めます。  第2の遭遇が終わったら結果がどうなっても、あなたのターンは終了します。  あなたのターンが終わったら、あなたの左側のプレイヤーが攻撃側プレイヤーとなります。 ◆ 新しいカードを得る:  もし、あなたが攻撃側プレイヤーで、ターンを始めるときにエンカウンター・カードを持っていなかったら(攻撃カードや交渉カードがなかったら)、アーティファクト・カードを(使えれば)使用するか、捨てて、7枚の新しいカードを引き、ターンを再開します。  もし、攻撃側プレイヤーとしてのターンの間で、エンカウンター・カードが尽きたら、ただちにターンを終了します。(これは当然、エイリアン・パワーやアーティファクト・カードの効果によっても起こります。)  また、これは当然、第1の遭遇後の賠償支払いでも起こります。  これによってターンが終了したら、マザー・シップから宇宙船をコロニーへ戻します。 同盟側も同様に宇宙船をコロニーへ戻します。  もし、あなたが防御側プレイヤーで、エンカウンター・カードを使用しなくてはならず、カードを持っていなかったら、アーティファクト・カードを(使えれば)使うか、捨てて、7枚の新しいカードを引きます。 注:  あなたは、遭遇の後やターンの終わりにカードが尽きても、新しいカードを引くことはできません。  あなたは、次にエンカウンター・カードを使用する必要があり、さらに持っていない場合にだけ、7枚の新しいカードを手に出来ます。  これは、ターンの始まりや、防御側プレイヤーになる場合どちらでも、です。  忘れないでほしいのは、あなたが手にした7枚のカード全ては、新いカードを得る前に使う必要があることです。 もっとも良い状況を見極めて、与えられたカードを使ってください。  「コズミック・エンカウンター」のカギは、カードをうまく使う方法を見つけることです。 ◆ 宇宙船が除かれた惑星:  あなたが、惑星から最後の宇宙船を除去したら即、母惑星であっても、惑星上のコロニーを維持できなくなります。  遭遇に使われた宇宙船は、惑星に帰ることが出来ず、「ワープ」から持って来た宇宙船は惑星に戻すことが出来ません。  あなたはコロニーを無くしたことになり、もし、あなたが宇宙船を移動しなくてはならないのに、どこにもコロニーが無い、という事態が発生したら、あなたは「ワープ」に宇宙船を置かなくてはなりません。 ◆ 共同勝利:  同盟によるコロニーの建設や交渉の成功で、同時に1人以上のプレイヤーが5つのコロニーを得ることがあります。  このケースは、「共同勝利」となります。 ■ エイリアン・パワー  前記で、プレイヤーはユニークなエイリアンとして、自身が有利なようにルールを曲げることができると説明しました。  エイリアン・カードには、そのエイリアンがどのくらいユニークかを全て説明しています。  どのように、いつ、あなたがパワーを使えるかは、エイリアン・カードに書かれています。 あるパワーは適切な時に使わねばなりませんが、他は好きな時に使って構いません。 カードを注意して読んで下さい。 ◆ パワーの失効:  母星系にあるホーム・コロニーが3つ以上でなくなった時、あなたエイリアン・パワーを失います。  ただちに、エイリアン・カードをホルダーからはずして、裏返しにおいて下さい。 あなたは、それ以後「一時的に」エイリアン・パワーを失うので、普通の方法でプレイを続けて下さい。  もし、あなたがオーダー・パイルから自分の色のディスクを引いたら、母星系に再入植を試みることが出来ます。 そして、あなたが最低3つの母星にコロニーを作ってエイリアン・パワーが復活したら、再びエイリアン・カードをホルダーに立てて下さい。 ◆ パワーの衝突のタイミング:  エイリアン・パワー、アーティファクト・カード、その他、全てが衝突するタイミングのケースでは(同時に相反した特殊能力を宣言した時は)、後に述べた方が優先されます。  ・プレイヤーがメイン・プレイヤーでない  ・オーダーの色のプレイヤーである  ・攻撃側プレイヤーの左側へ使用 (一番優先される)  攻撃側プレイヤーが使用したなら、その後に防御側プレイヤーが使用します。  このルールは、エイリアン・パワーやアーティファクト・カードを使ったプレイヤーが、決められなかった特殊効果に対してのみに有効です。 ■ アーティファクト・カード  「アーティファクト」とは、「エルダー(長老)」と、探検で広がった世界によって発展した装置です。 この強力なアイテムは、予想外の遭遇結果を生み出します。  アーティファクト・カードは、いつでも表向きに使用します。 また、エンカウンター・カードと一緒に出すことは出来ません。  全てのアーティファクト・カードは、使用後に捨てます。  使用方法は、それぞれのアーティファクト・カードに記されています。 ◆ コズミック・ザップ Cosmic Zap:  あなたは、エイリアン・パワーが使われる時にいつでも、このカードを使用できます。 コズミック・ザップは、遭遇においてのエイリアン・パワーの効果を無効にします。 他の点で、遭遇は普通に続けられます。 ◆ フォース・フィールド Force Field:  あなたは、同盟した宇宙船が遭遇に参加した後に、このカードを使用できます。(エンカウンター・カードが表にされる前)  フォース・フィールドは、遭遇において、同盟の単数か複数のプレイヤーを選んで防ぐことができます。  これら同盟軍の宇宙船は、それぞれのコロニーへ返されます。 フォース・フィールドに影響されたプレイヤー(またはプレイヤー達)は、どちら側の遭遇にも再び加わることは出来ません。  このカードは、2プレイヤー・ゲームでは意味がありませんが、プレイには使用されます。 ◆ メビウス・チューブ Mobius Tube:  あなたが攻撃側プレイヤーのとき、遭遇の始めか、オーダーをめくる前、だけにこのカードを使用できます。  1つ以上のコロニーを持つ全てのプレイヤーは、「ワープ」から全ての宇宙船を得ます。 どこでも、いくつものコロニーに宇宙船を追加することができます。 ◆ プレイグ(疫病) The Plague:  あなたは、いつでもこのカードを使用できます。  あなたは、プレイしているプレイヤーを指名します。 犠牲者は、コロニーから「ワープ」へ3つの宇宙船を置き、さらに1枚の攻撃カード、1枚の交渉カード、1枚のアーティファクト・カードを捨てます。 ◆ ステラ・ガス Stella Gas:  あなたは、プレイヤーが誰かに賠償を要求した時、このカードを使用できます。 プレイヤーは(メイン・プレイヤーでなくても)、遭遇中の誰かに対して、自らの都合の良いように賠償要求を失効させます。 ◆ エモーション・コントロール Emotion Control:  あなたは、誰かの遭遇中、エンカウンター・カードを見せた後に、このカードを使用できます。  エモーション・コントロールは、攻撃カードを戻し、交渉カードにします。 メイン・プレイヤーは、ちょうど2枚の交渉カードが出たときのように、交渉を試みます。 ■ エイリアン ◆ アメーバ族 (軟体種) AMOEBA ・宇宙船の移動に制限がない  あなたは、「軟体的な力」を持っています。 ▼ 遭遇において、あなたと相手がエンカウンター・カードを伏せて表にする間に、宇宙船の数を増減できます。 あなたは、あなたが望んだコロニーへ向かうマザー・シップに、通常の上限である4を越えていくつも宇宙船を加えることができます。 また、自分の遭遇においてコロニーから全ての船を取り去ることができます。 ▼ あなたは、あなたと相手がエンカウンター・カードを出した後にパワーを使用できますが、それはカードを表にする前です。 また、遭遇の最初に、少なくともアメーバ族の宇宙船が1つ、なければいけません。 ※ 液状の世界で増殖したアメーバ族は、戦闘においてドロドロの分泌物状になることができ、危機を素早く避けることが出来る。 アメーバ族は、状況に応じて変化できない他種族を哀れんでいる。 ◆ アンチ・マター族 (反物質種) ANTI-MATTER ・合計が低ければ勝利  あなたは、「うち消す力」を持っています。 ▼ あなたとその相手両方が、遭遇で攻撃カードを使用した場合、宇宙船との合計が低い方が勝利します。 ▼ さらに、あなたの宇宙船の数とカードの数字を足した合計のかわりに、攻撃カードの数字から宇宙船の数をマイナスします。(同盟軍も含む) あなたの相手の合計は通常の数で、それ以外の同盟した宇宙船は合計から引かれます。 ▼ あなたは、あなたと相手の使用した攻撃カードを無意味にします。 ※ ホワイト・ホールから力を得るアンチ・マター族の世界。 粗末な物質が大量に存在する世界(この宇宙)に対抗するアンチ・マター族は、戦いに身を捧げる。 ◆ クロノス族 (時間制御種) CHRONOS ・遭遇をやり直せる  あなたは、「時間旅行の力」を持っています。 ▼ あなたと相手がエンカウンター・カードを表にしたあとに、その結果を避けることが出来ます。 あなたはカードを手札に戻し、相手はカードを裏返しにして傍らに置きます。(傍らに置いたカードはこの遭遇で使用できません)  そして、お互いにカードを選び直して遭遇をやり直します。 あなたは、最初もやり直しも自分の手札からカードを選び、やり直した結果が最終的な結果となります。 遭遇が終わったら、あなたの相手は、傍らに置いたカードを手札に戻します。 ▼ もし、相手が始めに使用したカードが、最後のエンカウンター・カードならば、そのカードは後で手札に戻すかわりに、2度目の遭遇に再び使われます。 ▼ あなたがメイン・プレイヤーの時、遭遇ごとに一度だけ、両プレイヤーがエンカウンター・カードを表にした後、「時間旅行」ができます。 ※ 時間を制御することができるクロノス族は、ライバルをタイム・パラドックスに陥らせたり、時間粒子を使って宇宙を再構成し、クロノス族の歴史を作り直している。 それによって、この世界のほころびは大きくなっている。 ◆ クローン族 (複製種) CLONE ・自分のエンカウンター・カードを保持できる  あなたは、「複製の力」を持っています。 ▼ あなたは、あなたが使用したエンカウンター・カードを捨てなくてもかまいません。 アーティファクト・カードは、通常通りに捨てます。 ▼ あなたは表にしたエンカウンター・カードだけを再び使えます。 ※ 極寒の世界のクローン族は、領土争いによって代表の一族が選ばれる。 しかし彼らは遺伝能力が弱く、ある一族はクローン技術を発展させて戦闘を勝ち抜いた。 彼らは、住んでいる世界が天変地異に見舞われたため、この世界にやってきた。 ◆ エンパス族 (感応種) EMPATH ・攻撃カードを交渉カードに変えることができる  あなたは「同調する力」を持っています。 ▼ あなたが遭遇でメイン・プレイヤーであるとき、あなたが交渉カードを表にしたら、いつでも相手のカードは交渉カードに変わります。 ▼ あなたの同調能力は、遭遇の間で、交渉カードを表にした時だけです。 ※ 爆発的に人口が増えた古代種は、生き延びる為、社交的な感応能力が身に付いた。 青々と茂った熱帯の惑星で彼らは、守ることと作り出すことの価値を学んだ。 そして現在、全ての世界で協調することの大切さを説いている。 ◆ フィルチ族 (盗賊種) FILCH ・相手の使ったカードを得る  あなたは「盗む力」を持っています。 ▼ あなたと相手がエンカウンター・カードを表にし、その結果が決定した後、あなたは、相手の捨てたエンカウンター・カードを奪うことが出来ます。 後に使うため、そのカードを手札にします。 ▼ あなたは、遭遇で相手の捨て札になったメイン・プレイヤーのカードだけを奪うことが出来ます。 ※ 彼ら自身が言う「育ちの良い洗練された種族」であるフィルチ族は、高度な美学による「習得」の技術を持つ。 その盗みの巧みさは、伝説と歌の中に記憶されている。 最近彼らは、宇宙の深みの中に次の獲物を見つけた。 ◆ ヒーラー族 (治癒種) HEALER ・「ワープ」へ行く他の宇宙船を救うことが出来る  あなたは「治癒する力」を持っています。 ▼ 他のプレイヤーの宇宙船が「ワープ」へ失われるとき、あなたはそのプレイヤーへ、失われた全ての船を戻すことができ、報酬としてデッキから1枚のカードを得ることができます。(「治癒」は賠償を受け取るプレイヤーの船を回復してはいけません) ▼ プレイヤーは再生した宇宙船を現存しているコロニーに置きます。 あなたは、数人のプレイヤーを治癒することができ、プレイヤーごとに1枚のカードを手に入れることが出来ます。 ▼ あなたは、他のプレイヤーが「ワープ」に宇宙船を失うときはいつでも治癒することができます。 ※ 急激な地殻変動は、ヒーラー族の世界で生物学的な多様性を生み出し、その過程でおびただしい草木の知識は、民間伝承へと変わっていった。 ヒーラー族は現在、争乱の中、皆の生命を回復して喜んでいる。 誰が少しの謝礼を断ることができる? ◆ レーザー族 (光線種) LASER ・相手の目をくらませる  あなたは「目くらましの力」を持っています。 ▼ あなたの相手は、エンカウンター・カードを選ぶことができません。 あなたがエンカウンター・カードを伏せたあと、あなたは相手の手からランダムにカードを選び、もし、カードがエンカウンター・カードならあなたの相手はそのカードを使用しなくてはいけません。 アーティファクト・カードなら、エンカウンター・カードを引くまで続けます。 遭遇後、これらアーティファクト・カードは相手の手札に戻ります。 ▼ あなたがエンカウンター・カードを伏せた後に、相手を「目くらまし」することができます。 ※ 古代に太陽を崇拝した教団の子孫であるレーザー族は、星雲の力を引き出し、正確に敵対者を幻惑させることをができる。 彼らは現在、敵の世界が建設される前に、混乱を広める計画に乗り出した。 ◆ マクロン族 (巨人種) MACRON ・それぞれの宇宙船が4つ分の価値  あなたは、「巨人の力」を持っています。 ▼ あなたの宇宙船はめいめい、4つ分として数えます。 ▼ あなたは、マザー・シップやキャリアーに宇宙船を1つだけ乗せることができますが、この1つの船は合計4つとして数えます。 賠償や防御報酬の時は、他のプレイヤーと同様、宇宙船1つは1つとして数えます。 ▼ あなたがメイン・プレイヤーか同盟軍のとき、遭遇での合計値において「巨人」の効果を持ちます。 ※ 巨人の惑星で生まれたマクロン族は、荒れ狂った大気と重力に慣れている。 力が自然に湧いてくる彼らは、もろい知性生物を嘲っている。 ◆ マインド族 (精神種) MIND ・他のプレイヤーのカードを見ることが出来る  あなたは、「知識の力」を持っています。 ▼ あなたは誰かの遭遇時に、2プレイヤーのうち1人の手札を完全に見ることができます。 もしあなたがメイン・プレイヤーなら、あなたは相手の手札から見ることができます。 あなたが見たものを、他のプレイヤーに話してはいけません。 ▼ あなたは遭遇において、エンカウンター・カードを伏せる前に「知識」を使うことができます。 ※ 三連星の荒れ狂う力を、絶えないエネルギー源としたマインド族は、波動・破壊的な光線・核爆発を変化させて栄えている。 潜在能力である鋭い感受性は、競争者の兆しを、知恵(そして、いくばくかの無神論)によって「見る」ことを可能にした。 ◆ ミュータント族 (変異種) MUTANT ・常に7枚のカードを維持する  あなたは、「再生の力」を持っています。 ▼ あなたは、他の何人かのプレイヤーたちかデッキの上から1度、ランダムにカードをめくって、常に手札を7枚のカードで満たすことができます。 ▼ あなたは、1回の遭遇において1度だけ「再生」できます。 ▼ あなたがメイン・プレイヤーでエンカウンター・カードを使用した後、少なくとも7枚のカードを手札に「再生」できるだけです。 ※ 放射線が高い月で進化したミュータント族は、シリコン基の遺伝子に依存した。 世界の変革を狙うミュータント族は、他生命形態の遺伝情報の制御と組み替えを始め、それらを簡単な手駒とした。 ◆ オラクル族 (神託種) ORACLE ・相手のカードを予知する  あなたは、「予知の力」を持っています。 ▼ あなたと相手が、遭遇においてカードを使わねばならないとき、相手はカードを出して伏せますが、あなたは出しません。 いったん相手はカードを表にし、その後あなたは使うカードを選びます。 ▼ あなたは、エンカウンター・カードを使用しなければならないとき、「予知」します。 ※ 文明の黄金時代、古代のオラクル族は長い長い期間、他者の「意志」について研究した。 自らの視力を限界以上に使うことを好まない彼らは、「偉大な叡智」の評判を得る為、とても近くで「予言」を見つけた。 ◆ パシフィスト族 (平和主義種) PACIFIST ・交渉カードで勝利  あなたは、「平和の力」を持っています。 ▼ もし、あなたが交渉カードを表にし、相手が攻撃カードを表にしたら、あなたは遭遇で勝利します。 もし、両方とも交渉カードなら、通常の時のように交渉を試みます。 もし、あなたが攻撃カードを表にしたら、遭遇は普通に処理します。 ▼ あなたが交渉カードを表にし、相手が攻撃カードを表にしたときに、「平和の力」を使えます。 ※ 単純な生命形態であるパシフィスト族は、はるか以前、どのように相手の力をはね返すかを学んだ。 侵略者からいつでも有利に退却できるパシフィスト族は、現在、頃良い時期に「膝を屈する」方法を、銀河にもたらそうとしている。 ◆ パラサイト族 (寄生種) PARASITE ・自由に同盟軍に加入する  あなたは、「群がる力」を持っています。 ▼ もし、アーティファクトか他の力によって妨げられなければ、あなたは、遭遇において、招かれてもそうでなくても、片方の側と同盟できます。 あなたは、あなたが選んだ側に1つから4つの宇宙船を加えることができます。 同盟の結果は残ります。 ▼ あなたは、遭遇においてメイン・プレイヤーでないとき、エンカウンター・カードを使用する前に「群がれ」ます。 ※ 汚染された世界で進化の遅れたパラサイト族は、生存において有力な生命形態に頼らなければならない。 母星系で繁殖できた彼らは、現在、宇宙のいたるところに達する為に運んでくれる宿主を必要としている。 ◆ フィランスロピスト族 (博愛種) PHILANTHROPIST ・カードをすぐに与える  あなたは、「与える力」を持っています。 ▼ エンカウンター・カードが使用される前に、あなたは、攻撃側プレイヤーか防御側プレイヤーのどちらでも、手札から1枚与えることができます。 このプレイヤーは、カードを受け取るか使用しなければなりません。 ▼ あなたは、エンカウンター・カードが使用される前に、メイン・プレイヤーか同盟軍だけに、カードを与えられます。 ※ 深刻な関係を好まない、押しつけがましく冷笑的なフィランスロピスト族は、勘違いした「貪欲さ」を学びとった。 彼ら「知ったかぶり」は、自身の贈り物を拒絶させず、自分勝手な「博愛」の精神を発展させた。 ◆ ソーサラー族 (魔術種) SORCERER ・使用されたカードを入れかえることができる  あなたは、「魔法の力」を持っています。 ▼ エンカウンター・カードが表にされる前、あなたが相手のカードを使用し、相手があなたのカードを使用するように、2枚のエンカウンター・カードを入れ換えることができます。 ▼ もし、あなたの相手がオラクル族だったら、あなたは、あなたのカードが表にされ、オラクル族のカードを伏せている時に、2枚のカードを入れ換えることができます。 ▼ あなたは、あなたと相手が両方ともエンカウンター・カードを使用したとき、カードを表にする前にだけ「魔法」を使うことができます。 ※ 永遠のソーサラー族の一門は、宇宙の「気」を学んだ。 ある物質パターンを手直しした彼らは、距離を超えた物体の輸送によって発展した。 時折起こる「運命の反発」を恐れない彼らは、今でも支配力を増す呪文を口ずさんでいる。 ◆ トレーダー族 (商人種) TRADER ・相手とカードを交換できる  あなたは、「移転の力」を持っています。 ▼ あなたは、相手と手札をすべて交換できます。 あなたと相手は新しい手札になります。 ▼ あなたがメイン・プレイヤーの時だけ、どちらかの側がエンカウンター・カードを使用する前に交換することができます。 あなたは、遭遇ごとに1回交換できるだけです。 ※ 宇宙の難所であるトロヤ星雲で生まれた調子の良いトレーダー族は、役に立つ残骸を使うことを学んだ。 その数が増えるにつれて、低品質な材料が流通する彼らの世界以外に市場を探し始めた。 たくさんの「資源」と共に、彼らは巧みな商人になり、銀河の取引全てを注意深く見つめている。 ◆ ウィルス族 (細菌種) VIRUS ・攻撃で掛け算をする  あなたは、「増殖する力」を持っています。 ▼ 遭遇の結果を決めるとき、あなたは、表にした攻撃カードの数と、あなたの側(あなたと同盟)の宇宙船の数を、足すかわりに掛け算します。 ▼ あなたは、攻撃カードを表にしたとき、つねに掛け算します。 ※ 他の生命形態の中で急速に増殖できるウィルス族は、自身の惑星をすぐに圧倒し、今、銀河のあらゆるところで増殖する機会を待っている。 ◆ ヴルチ族 (回収種) VULCH ・捨てられたアーティファクト・カードを収集する  あなたは、「回収する力」を持っています。 ▼ 他のプレイヤー達がアーティファクト・カードを使用するか捨てたとき、あなたは拾い上げて手札に加えます。 ▼ あなたがアーティファクト・カードを使用したとき、それは捨てなければいけません。 ▼ もし、あなたが新しい手札を取る場合、カードが表にされた後拾い上げないで、あなたのアーティファクト・カードをとっておきます。 そうすれば、あなたは7枚の新しいカードをめくれます。 (アーティファクト・カードを拾い上げたら、新しいカードをめくることはできません。) ▼ あなたは、他のプレイヤーによって使用されるか捨てられた後のアーティファクト・カードを、いつでも回収できます。 ※ 独特な生活様式のヴルチ族は、好機をつかんで宇宙の頂点にのぼった。 何年もの時を越え、この生まれつきに備わっている拾い出す能力は栄え、あらゆるヴルチ族に広まった。 現在、ヴルチ族は、世界の主権を争う者たちの廃棄物を拾い集める準備を始めた。 ◆ ゾンビー族 (不滅種) ZOMBIE ・「ワープ」へ送られない  あなたは、「死なない力」を持っています。 ▼ あなたが「ワープ」へ宇宙船を失うとき、かわりに、あなたのコロニーに置きます。 ▼ あなたは、他プレイヤーとの取引の一部として、ワープから相手の宇宙船を解放できます。(2枚の交渉カードが使用されたとき) 相手は、自分のコロニーを選んで、自由に宇宙船を置けます。 ▼ あなたが「ワープ」に宇宙船を失うときはいつでも、いつでもあなたの力を使えます。 あなたは、それを交渉に使用できます。 ※ 暗い陰鬱な世界で影のような形態であるゾンビー族は、自らを再利用して繁殖することができる。 有機組織として腐敗する生命体でもある彼らは、戦争での無駄な浪費を嫌い、自分達の数を減らさない技術を発展させた。 ■ このルール訳についての注意事項  このルール訳は、 Avalon Hill 社のボード・ゲーム 「コズミック・エンカウンター」のルールブックやカードなどを一部、加筆・省略して日本語に訳したものです。  「コズミック・エンカウンター」とそのルールは、 Avalon Hill 社が権利を有しています。  このルール訳は、「まじま」こと間島 恒己( archon AT tky2.3web.ne.jp )が個人的に翻訳したものであり、 Avalon Hill 社や販売店は何の関係もありません。  また、このルール訳は個人利用に限り、転載・配布・営利目的での使用はしないでください。  ルール訳の中に誤訳や勘違いなどがありましたら(──多分あります、きっと)、下記のアドレスまでご連絡いただければ幸いです。 まじま (間島 恒己) E-Mail : archon AT tky2.3web.ne.jp SF/Fantasy/Game よろずサイト 「BIG MOUSE」 URL : http://www2.tky.3web.ne.jp/~archon/ ■ おまけのあとがき  ハイ、あの「コズミック・エンカウンター」の日本語訳でございます。  長年プレイしたかった「コズミック・エンカウンター」がやっと再販。  「うっしゃぁ! ゲットォォ!!」と意気込んで購入したら、  「日本語訳・なし」………。  ちと肩を落としましたが、英語だったのでなんとかポチポチと、貧弱な英語力を使って翻訳いたしました。  (でもこれがドイツのゲームだったらお手上げでしたわ)  あ、それから、この「コズミック・エンカウンター」は「新版」で、旧「コズミック・エンカウンター」や「シンプリィ・コズミック」とは異なります。  まず、全体のデザイン(見た目)が大幅に変更されました。  ユーモラスなエイリアンは「クール」に、トークンで表された人口は「宇宙船」に、ワープを示した「ワープ・コーン」は「マザーシップ」に変更されております。  さらにエイリアンの一種「ボイド族 (トークンをゲームから取り除く)」がいなくなりました。  さて、あとは「プレイ日記」ですが。  気が向いたら、このページに追加いたしますので、興味のある方は気長にお待ち下さい。(笑)  では、このルール訳が、プレイする方のお役に立てば幸いです。