■ 古代 はじめ、プレイヤーは放浪の民で、「開拓者」ユニットだけが存在します。 「開拓者」ユニットを移動させて、最初の場所より都市造りに向いた場所を探すのも良いのですが、移動にかかる数ターンの間、このゲームで重要な「技術」の開発が遅れてしまいます。 最初の都市は、初期配置された場所に造るのをおすすめします。 資源の豊富な生産拠点となる都市は、その後に探しても遅くありません。 最初の都市を造ったら、まず「民兵」や「重装歩兵」などの軍事ユニットを生産します。 初期の軍事ユニットは、都市の防衛や、未探査地域の探査に欠かせません。 最初に研究する「技術」は、各プレイヤーの戦略にもよります。 軍事に重点を置きたかったら「重装歩兵」を作れるようになる「青銅器」を、 民の人口を増やしたかったら「穀物倉庫」を作れるようになる「陶芸」を、 選択します。 最初の軍事ユニットが出来たら移動して、未探査地域を探査しましょう。 周囲の地勢を把握するのは、後の戦略にとって非常に重要になります。 (都市の防衛がガラ空きになりますが、それは賭けです。 バーバリアンが攻めてきたら、その民族に運が無かったと思ってあきらめましょう) 当初、都市に建設する施設は、「穀物倉庫」(技術「陶芸」が必要)がおすすめです。 人口の増え方が速くなり、すべての点において有利になります。 ◆ 地勢 さて、最初に立てる戦略において、周囲の「地勢」は非常に重要です。 後の外交や技術開発に大きな影響を及ぼします。 ◎ 都市を立てる場所 まず、次に都市を造る場所を探します。 都市を作るのに最適な場所としては、 ☆ 河のある場所 : 食料確保や交易による収入が多くなります。 ☆ 資源のある平原 (シールドのついた平地や動物のいる平原) : ☆ 周りに丘陵地帯がある (石炭などの特産物があるとヨロシ) : ☆ 周りに森林がある : 都市の、モノを生産する速度は、周囲の資源の量に左右されます。 ☆ 海岸 (特に「湾」) : 交易による収入は多くなりますし、 海上輸送するための船舶の出入りができます。 が、上げられます。 これらの条件に合う地形は、後の時代においても都市の建設において重要となりますので、積極的に確保してゆきましょう。 ◎ 地勢を見極める 次に、自文明が「どのような地域に発生したか」を把握します。 これで、生産するユニットや研究する新技術を決定する戦略を立てます。 例えば……
◆ 技術の発見/開発 「陶器」「青銅器」を優先的に開発した後は、「文化」ともいえる技術も開発してゆかなくては、後々ゆき詰まってしまいます。 ・「アルファベット」 ☆重要! 後の技術「地図」「筆記」「法律」「数学」につながる、非常に重要な技術です。 軍事・生産が安定したら、真っ先に研究しましょう! ・「葬儀」→「神秘主義」 「葬儀」は、早めに開発しておきましょう。都市の不幸な市民を減らす「寺院」建設に必要ですし、後の宗教関係の技術開発の元となります。 余裕があったら「神秘主義」も開発しておきます。 「神秘主義」は、その後の「天文学」につながる技術です。 他の文明(コンピュータ・プレイヤー)が開発していることが多いので、外交の「技術交流」で獲得するのもよいでしょう。 ・「青銅器」→「鉄器」 ・「青銅器」→「通貨」 ・「建築」+「通貨」→「建設」+「鉄器」→「橋梁建設」 このあたりの技術は軍事・経済・文化と絡み合い、開発の順序に悩むこととなります。 「鉄器」は、この後、軍事・経済の発展を促します。 「通貨」は、後に重要となる流通(経済)の発展に欠かせず、 「建築」・「建設」は、都市を形作る主な建築物の建設に必要です。 特に、「建設」+「鉄器」の後に開発できる、河に橋を架ける技術「橋梁建設」は、ユニットの領土内移動に深く関わってきます。 ・「法律」+「葬儀」→「君主制」+「武士道」→「封建制度」 「法律」も早めに開発して、中世を迎える為、政治制度を確立しておくことが必要です。 「法律」は、「君主制」につながる技術で、政治形態を「君主制」へ移行することができます。 ◆ 専制政治のうちに出来ることをやっておく 序盤(紀元前)における政治体制「専制政治」は、経済・生産活動においては非常に不利ですが、軍事ユニットの維持コストがかからないというメリットがあります。 それを活かして、「専制政治」のうちに、 「中心となる都市を、5つ以上建設」 「資源が大量に必要になる『不思議』を建設」 しておきましょう。 ◆ 都市の建設・周辺の整備/開拓 ユニットの維持コストが低いうちに、出来る限り都市の数を増やしておきましょう。 都市の数は、生産力、技術開発力、等、国力に影響します。 都市を造る場所は、前述の「地勢」と深く関係します。 都市が3つ4つほどに増えてきたら、都市周辺の整備/開拓を始めておきます。 まずは「開拓者」ユニット3つ以上を造り、「道路」を優先的に整備します。 これは、都市交易による税収アップや、ユニット移動のスピードアップにつながります。 都市間に道路を引いておけば、軍事ユニットの連絡(救援)も楽になります。 後に、政治形態が「君主政治」・「共和政治」に移ってから、経済活動が活発になった時のために、都市周辺の河・平原を「灌漑」したり、丘陵・山岳に「鉱山」を造っておきましょう。 ◆ 初期の「不思議」のおすすめ 「専制政治」では、軍事ユニットに維持コストがかからないので、非常にコストのかかる「不思議」を建設しておくと、後々便利です。 「働け〜、愚民ども〜」と、巨大な「不思議」を建設してしまいましょう。 ・「ピラミッド」 すべての都市に「食料貯蔵庫」が建ったことと同じになります。 人口の増加が速くなり、食糧難に強くなります。 地味な効果ですが、人口が国力を支え、新技術を開発したことによって効果が消えないことを考えると、なかなかお得です。 ・「空中庭園」 すべての都市の幸福な民が増えます。 文明が近代化して「鉄道」を発明するまで効力は消えないので、古代から中世にかけて都市の暴動を抑えることができます。 暴動対策は文明が整うまで頭を悩ませるので、なかなか役に立ちます。 ・「大灯台」 ガレオン船が遭難することなく、大洋を渡ることが出来ます。 自文明の初期配置が海に囲まれた島であれば、必要でしょう。 後に「磁力」が発見されるとその効果は消え、大洋を渡れる「フリゲート艦」ユニットを生産できるようになります。 重要度は低く感じるのですが、その「磁力」を発見するまでに他の文明との接触を行わないと技術力が一歩も二歩も遅れてしまうので、海に囲まれた文明は建てておいた方が有利です。 |
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