◆ アルファ・ケンタウリ Sid=Meier's ALPHA CENTAURI Firaxis Games / E.A. Windows 95 / 98 (英語 & 日本語) (※ 英語版の場合、 MS-IME が駐在しているとページ違反でハングしますが、 ATOK など他の IME か、「使用言語」を「英語」に切り替えればOKです) | |
![]() 不毛な大地を開拓し…… |
![]() 緑の世界へ |
◆ ストーリー 新世紀に入った地球は、旧世紀の問題……戦争、飢餓、病気……を克服した。 そして国際連合は、今までは空想の産物でしかなかった「他星系への移民」を計画する。 「Unity」の名で始まったこの計画、一番近い恒星系「アルファ・ケンタウリ星系」にある、地球に似た環境を持つ「惑星ケイロン」へと、恒星間宇宙船に何組もの男女を乗せて航行させ、新世界を開拓するという壮大なものである。 そして時至り、「Unity」と名付けられた宇宙船は、新世界「アルファ・ケンタウリ」へと旅立つ。 しかし、惑星ケイロンは、航行前の予想に反して過酷な環境であった。 宇宙船「Unity」は不測の事故で故障。 地球との連絡も絶たれる。 ミッションごとの主なリーダー達はそのメンバーと共に、それぞれ別れて惑星上に着陸するに至った……。 ◆ ゲームについて このゲーム「アルファ・ケンタウリ」は、「CIVILIZATION」などを手掛けたゲームデザイナー、シド・メイヤー氏の製作した、本格的なSFストラテジーゲームです。 メインとなるゲームシステムは、「CIVILIZATION」シリーズのものを使用しているので、CIV シリーズをプレイした方は比較的簡単にゲームへ入って行けるでしょう。 (逆に、このシリーズをプレイしたことの無い方は、取っ付きにくいかもしれません) プレイヤーは、惑星ケイロンに着陸した7人のリーダーとその党派(後述)を受け持ち、過酷な環境の中を生き延びながら研究・開発・開拓を行い、他のリーダーと党派を、外交や軍事力を駆使して統合するのが、一応の目的です。 ゲームは、 惑星ケイロンで生き延びてゆく為の「新しい技術」を研究・開発し、 ゲームの行動の中心となる基地を建設して、その周囲を開拓、 他党派との戦闘や、原住生物に対抗する為、軍事ユニットを生産、 他党派との接触、外交、 を行うことによって進んで行きます。 また、他党派との外交は、このゲームにおいて重要なポイントになります。 他党派の発展の状況を見つつ、 「技術」を交換したり、共同で研究開発を行ったり、 自陣営発展の障害となる他党派の基地・ユニットを略奪・排除したり、 平和条約(PACT)を結んだり、 して、自陣営有利に事を運ぶことが必要です。 こうして、他の党派と共存・衝突しつつ、 ・「外交的勝利(惑星会議議長就任)」 ・「軍事的勝利(全党派征服)」 ・「経済的勝利(エネルギー独占)」 などを目指してゆきます。 |
◆ Factions (党派)について プレイするにあたって、プレイヤーは以下の党派を選択します。 (日本語訳は適当ですが、ご勘弁を)
各党派は、様々な特徴やイデオロギーを持っていますので、その特徴に合わせたプレイが必要になってきます。 (例えば、「ガイアの娘ら」は、エコロジー関係や調和が得意ですが、工業生産や戦争が得手ではありません) さらに、イデオロギーによって対立しやすい党派同士があります。 特に、「ガイアの娘ら」×「モルガン工業」、「プラネット大学」×「『我らの主』教会」は、たびたび犬猿の仲になります。 (エコロジストと企業、科学者と宗教家じゃねー) |
◆ プレイしてみる (一部、名称が異なっていたり、展開の順序が前後しています。ご了承下さい) ゲームを始めると、「惑星の大きさ」や「陸地の割合」などプレイ条件の選択があります。 とりあえず、全て中ほどの項目を選んで、スタンダードな惑星環境でプレイしてみます。 「難易度」は、当初「CITIZEN (一番簡単)」レベルで挑戦してみましょう。 簡単なレベルを選択すると、行動を起こしたりイベントが起きる度に、簡単なヘルプ・ウィンドウが出るので、比較的ルールに詰まらず、スムースにプレイできます。 今回のプレイで、党派は「プラネット大学」を選択してみました。 この党派の特徴としては、研究のスピードが速いことと、特に得手不得手が無い所です。(ただし、宗教関係はまるでダメですが) 赤茶けた「惑星ケイロン」に着陸すると、そこが1つめの基地(=都市)となります。 このゲームは、基地を中心に、住民の生活、資源の確保、ユニットの生産、施設の建設、技術の研究、を行います。 そのため、「COLONY POD」ユニットを生産して、あちこちに基地を建設し、人口を増やすことも大切になってきます。 |
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基地周りの環境は過酷で、地球によく似た資源は乏しく、周囲には毒々しく赤い異常菌類「ゼノファンガス」が次々と増殖。 その、菌の原野には「マインドワーム」が棲み、地球人達を脅かします。 まずは、基地の防衛と周囲の探索の為、基地で「歩兵」を生産してみましょう。 周囲を探検しながら、新技術の研究も行います。 技術は、「Discover - 発見」「Explore - 探査」「Build - 建設」「Conquer - 戦術」などの分野を選んで研究に入ります。 技術チャートを見ながら、戦略上必要な(欲しい)新技術に早く辿り着けるように、選択していって下さい。 例えば、周囲が海に囲まれた地域だったら、船舶ユニットの開発を急がねばなりません。 船舶の開発には「Doctrine:Flexibility (Explore 2)」が必要なので「Explore - 探査」分野を中心に研究を始め、「Doctrine:Mobility (Explore 1)」を第一に完成させることになります。 基地の周辺を探検すると、辺りは「ゼノファンガス」が繁殖しています。 「ゼノファンガス」の繁殖している地域に侵入すると、ユニットの性能が落ち、移動が制限され、「マインドワーム」が潜んでいても確認できません。 「ゼノファンガス」の平原を越えて探索していると、「Unity」のポッドや、エイリアンの遺跡を発見しました。 ここにユニットを向かわせると様々なイベントが起こります。 が、かなりギャンブル性が高いので、基地の体制が整っていない時点では触れない方が良いでしょう。 ただ、ちょっと冒険をしてポッドに飛び込んでみます。 ……………「ゼノファンガス」が爆発して、一面「菌の森」となってしまいました………。 では、次のポッド。 ………………リアクターが作動して、大河が出来ました!! このあたりは、次の基地を建設するのに適した土地となりました。 さて、技術「Centauri Ecorogy (Explore 1)」を開発すると、「FORMER」ユニットや「SEA FORMER」ユニットを生産して、基地の周囲に「農業プラント」や「太陽光プラント」などを建設することが出来るようになりました。 これによって、それぞれの基地が確保する資源を増やすことが出来るので、積極的に開拓するのがベストです。 また、地道に「植林」・「ケルプ(海草)の植林」を行うことによって、惑星ケイロンを地球に近い環境へ近づけることも出来ます。 そんな訳でプラントを建設していると、いきなり「マインドワーム」に襲われて「FORMER」ユニットを破壊されてしまいました。 開拓・建設時には、軍事ユニットの護衛が必須のようです。 基地を建設し、周辺を切り開いて行くと、他の党派のユニットと接触しました。 ここで、「外交」となります。 ここは、協調路線か強硬路線をとるか、ここがなかなか難しいところで、これはプレイヤーの性格と、受け持った党派の特徴によって外交戦略は異なってゆきます。 相手は、「スパルタン同盟」でした。 「スパルタン同盟」は、軍事ユニットをこちらの基地まで接近させて圧力をかけてきました。 彼女らは戦闘が得手なので、こちらが外交的に妥協します。 相手の欲しがる「技術」を交換して友好関係を保ち、「不戦同盟」を結びます。 ただし、ここで、軍事的に優位に立てるような新技術……装甲やミサイルを生産できる技術……を、無理して渡すことはありません。 お次に「モルガン工業」が、非常に友好的な口調で接近してきました。 しかし、ここは油断してはいけません。 彼らは、かなりツボを押さえた技術を要求してきたり、エネルギーを間借りしたり、「友好」にかこつけて基地を「進出」させてくる場合が、多々あります。 ここは、あまり「接近」せず、友好関係を保つだけにしておきます。 このように、自陣営の力──「技術力」「軍事力」「生産力」───と、他党派の力と特徴を分析し、「外交戦」を有利に持って行きます。 軍事的圧力に負けないため………さらに軍事的圧力をかける為、強力な軍事ユニットの開発もおこたれません。 時折、研究分野を「Conquer - 戦術」に切り換え、新兵器の開発も手掛けます。 特に野戦では、「車輌(ローバー)」ユニットが必須ですので、手早く開発し、火器、装甲、その他機器を、搭載−生産します。 (後述の「◆ ユニットのデザイン」を参照 →) 実はこのあたりから、「『我らの主』教会」と対立し始めました。 (ま、科学者と宗教家ですから。 犬猿の仲です) 「『我らの主』教会」の本拠、「ニュー・エルサレム」(!)付近で、幾度も小競り合い……軍事的衝突を起こします。 そして、大規模な戦闘になりましたが、戦争にかまけて生産力が落ち、我が陣営の勢力も衰退してきてしまいました。 同じくらいの勢力同士の戦争になると、潰し合いになり、他の勢力を走らせてしまうことになるので、適当なところで停戦します。 我が陣営の目標は、「軍事的制圧」ではないのですから。 さて、基地周辺には各種プラントを建設し、資源にも余裕が出てきました。 ケイロンを地球環境に近づける為、さらに海洋資源を増やす為、岸辺にケルプを植え、ケルプの森を作ります。 さらに「ゼノファンガス」を除去する技術も手に入れたので、あの邪魔な菌類を除去し、跡地に植林をすることにしました。 森林は、プラントほどではありませんがそこそこの資源が取れ、また、環境保持に役立ちます。 せっせと緑化に励んでいたら、エコロジストの「ガイアの娘ら」党首・レディ・スカイアから、「友好関係を結ぼう」と通信が入りました。 穏健派の彼女と協定を結ぶのは、後々有利になるとみて、「協定(PACT)」を結びました。 (もちろんレディ・スカイアが、きれーな姉ちゃんであった事も重要なファクターでアル) 我が陣営「プラネット大学」が惑星の一大勢力になると、外交的に「あの技術を開発してくれ」「あれをするからエネルギーくれ」「攻撃されてるから協力して下さい」……と、「お願いコール」が増えてきました。 全部の「お願い」を聞き入れていると、こちらの力が弱まってしまうので、我が陣営の利益にかなったものを選択して聞き入れます。 ………これがまた難しい。 結局、「モルガン工業」にエネルギーをタカられてしまいました。 一大勢力になればなったで、悩みは尽きないようです。 逆に言えば、他の党派が強力になっても巻き返しが計れる、ということかもしれません。 さて、ある日、「ガイアの娘ら」から通信が入りました。 「「人民労働党」の攻撃を受けているので助けて下さい」、とのこと。 ここで断りゃ男が廃る(ただの科学者ですが)ってんで、開発したばかりの最新兵器「航空機」ユニットを、性能テストも兼ねて、急行させます。 ついでに、「人民労働党」の基地を占拠して、西大陸に足場を作ろうという、あこぎな考えもあります。 まずは、「人民労働党」の海上基地を占拠。 そこを足がかりに、大規模な空爆を続行。 ヘロヘロになった所に陸上部隊を上陸させ、「人民労働党」を滅ぼしました。 まるで地球のどこぞの大国のやり方なので、「ガイアの娘ら」レディ・スカイアは、複雑な心境のようです。(そらそーだわな) 一勢力を吸収した、我が陣営「プラネット大学」は、ケイロンの北半球のほとんどを覆い尽くす、大勢力となりました。 「ガイアの娘ら」「モルガン工業」とはすでに協定を結んでいます。 「スパルタン同盟」は、技術の移転により「プラネット大学」寄りになりました。 後は「惑星評議会」を開催し、「惑星評議会会長」に選出されれば、「外交的勝利」となります。 そんな折、「プラネット大学」の研究員が、「ケンタウリの秘密」を発見しました。 地球人は、「マインドワーム」と共存し、「ゼノファンガス」から糧を得ることが出来るようになったのです。 そして、その精神は、高い所へ登ることとなりました……。 ………このあとは、貴方がプレイして、自分の目で確かめて下さい。 |
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◆ ユニットのデザイン このゲームでは、新技術を開発して行くと、強力な兵器・装甲を生産できるようになり、それを組み合わせ「WORKSHOP」で新ユニットを製作することが出来ます。 (例えば、兵器「ECM」を開発したら、それを「歩兵」に持たせ、軽い素材で作った装甲服を装備させることが出来ます。) ただし、新しい技術で作った新兵器を集めて強力なユニットを作るだけでよい、とは限りません。 ユニットには、生産コストや維持コストがあり、当然ながら強力なユニットはそれが高いのです。 ここで同じ「歩兵」でも、 「レーザーを持たせた軽装備の歩兵」、 「こなれた技術で開発された兵器を持たせた、主戦力の歩兵」、 「最新兵器を持たせた、切り札的な歩兵」、 と「松・竹・梅」のように「WORKSHOP」で数種類デザインしておけば、新基地の初期配備から、戦線への投入兵器まで、生産コストと生産時間に悩むことはありません。 (絶対的に強い「航空兵器」を早期投入すれば、悩むことはまったくありませんが) MICROPROSE のゲーム「Master of ORION II」の宇宙戦艦デザインよりは単純ですが、なかなか楽しめます。 |
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◆ 惑星ケイロンの原住生物 ・異常菌類「ゼノファンガス」 繁殖力が強く、人間にとっては有毒で危険な菌類です。 海洋に生息する「シーファンガス」は、時折、地表に上陸することもあります。 それらは増殖して、しばしば人間の作ったプラントを破壊します。 しかし、人類が「ケンタウリの秘密」を手にした時、それは、地球の森林と同様の恵みをもたらしてくれます。 ・原住動物「マインドワーム」 菌の森「ゼノファンガス」に生息する生物です。 地球の動物とは異なり、牙や爪といった肉体的な攻撃ではなく、精神への攻撃を行います。 彼らは、遙か遠い星系から来た利己的な生物・地球人によって、その棲み家を脅かされます。 しばしば地球人を襲いますが、意思を通わせることは可能でしょう。 特に「ガイアの娘ら」は、「マインドワーム」と意思を通わせることが出来ます。 |
◆ おわりに このゲームをプレイした感想はといえば…… とにかく、「SFだぜっ」。 まず何より、デザインがSFっぽくて「カッコいい」。 時折表示されるインフォメーション画面のデザインが、「カッコいい」。 画面下部の、雑多な情報が表示されるインフォメーション・ディスプレイが、「カッコいい」。 (データやグラフが、パカパカパカとリアルタイムで表示されるのだけど、これがちゃんと「意味のあるデータ」で、かつ、カッコいいのである) いや、「カッコいい」をバカにしてはいけない。 ゲームを進めるうえで、「カッコいい」は「キモチいい」につながり、ゲーム全体の雰囲気を高めてくれるのだ。 あと、「自然」ってぇものについて、考えさせられた。 惑星に植林をして「エコロジーだぁ」と喜んではみたが、この植物は地球のものであって、惑星ケイロンの生物とは共存できない。 この地球人中心のエコロジーが、菌類と虫でバランスのとれた「自然」を破壊することになるなぁ、とイヤな気分になる。 エコロジストを称している「ガイアの娘ら」も、御同様である。 ところがゲームを進めて行くにつれ、「ケンタウリの秘密」が解明されると、ケイロンの「自然」と共存できるようになることに気付く。 菌の森からは資源が、虫たちは地球人と暮らす(ユニットになる)ことが出来るのだ。 おお、これぞ「自然と調和」だ。 SFだー。 そして人類は、戦争・独占といった旧世紀の遺物に囚われながらも、「ケンタウリ」と共存することによって、「新しい人類」へと変わってゆくのである。 ゲームの中で、こーゆーイベントがあるのである。 既存の科学を越えた科学により、新世界を開拓して行く。 これぞSFである。 このゲーム「アルファ・ケンタウリ」は、久々の「SFゲーム」である。 ◆ おまけ ふと思ったのですが、 ゼノファンガスとマインドワームは、「腐海」と「王蟲」が入ってませんか。 とゆーと、「ガイアの娘ら」のレディ・スカイアは、「ナウシカ」ですか。 サンティアゴ大佐は、クシャナ殿下ですか。 すいません、余計なことです。 あと、アバロンヒルのボードゲーム「デューン」も入っていませんか。 そう、このゲームは「CIVILIZATION」版の「デューン」みたいです。 キャラクターの個性や外交戦略が、何となく似ています。 すいません、やっぱり余計なことです。 海に「ケルプ」をガンガン植えたら、増殖して海に溢れかえりました。 まるで、おみやげのミニ・マリモがモクモクと増殖して、コップから溢れ出たよーな雰囲気です。 サルガッソー海域のよーに、船舶ユニットへ悪影響を及ぼさないので、とりあえず安心ですが、ちょっと不気味です。 あ、そうそう。 このゲームのエンディングでは、元祖CIVで好評だったけどCIV2では削られた機能、「簡易リプレイ」が復活しました。 ゲームを終わらせると、今までのプレイで変化した勢力図が再生されます。 時々、ゲーム中のコメントで「ニーチェ」や「孫子」の名言を引用してくれますが、むつかしくてよくわかりません。 もしかしたら、皮肉を言ってませんか? 日本語で言って下さい。 ハイ、言い遅れましたが、このゲームは「英語版」です。 外交シーンでは、リーダー達が遠回しな言い方をしてきます。 英語で。 大きなイベントがおこると、結構長い文章が出てきます。 英語で。 そんな訳で、英和辞典は必須です。 まぁ、ゲームがノッてくると、英文ナナメ読みになってしまいますが。 実は私、英語が苦手なんです。 ★ 注!! この手のゲームが好きな方、手を出さない方が無難かもしれません。 CD−ROM無しでも起動できるので、ハマると日常生活に支障をきたします。 |
◆ 「アルファ・ケンタウリ/完全版」について 現在はE.A. (EAS)から、完全日本語版の「アルファ・ケンタウリ/完全版」が発売されています。 (さらに安価になった「廉価版」が発売中) この「アルファ・ケンタウリ/完全版」は、「アルファ・ケンタウリ」と、追加パック「エイリアン・クロスファイア」 ── 異星種族と新勢力が追加 ── がセットになっております。 また、外交やイベントなどは、日本語訳のありがたみを感じます。 ( "Chiron" =「チロン」になっているのは、違和感がありましたが。) ただ、日本語版には、 スパルタン同盟の士気ボーナス+2が無効になっている (元データの "MORALE" を "MORAL" とスペルミスしている) など、いくつかの不具合があります。 サイト「 Stack-Style 」さんから、オリジナルの修正パッチが公開されているので、これを当てることをおすすめします。 ◆ Stack-Style : Cover (堆積形式) http://www.stack-style.org/ ◆ Stack-Style / SMAC/X 私家版パッチ http://www.stack-style.org/SidGame/private_patch.html パッチの製作者に感謝いたしましょう。 しかし、まさかこのゲームの日本語版が発売されるとは、思ってもいなかった。 |