「 鉄火涼風 」 製作ノート


◆ ギャラリー INDEX / 「 鉄火涼風 」 製作ノート

「鉄火涼風」:クリックすると大きな絵に
◆ クリックすると大きな絵に (50KB)

 題:「 鉄火涼風 」     作:まじま

 カラー     720 × 660 dot ( 1228 × 1126 dot )
 Painter 5 / Photoshop 5.0LE / PAINT SHOP 4.2J


 久しぶりに絵が描きたくなり、サイトもちょうど32768カウントを刻んだので、描いたイラスト。 イラストを描いたのも、なんと1年ちょいぶりです。
 テーマは、ファンタジー世界での強化服と女の子という、よくあるモノ。
 ドワーフのつくった強化服を着込み、人の鍛えた大剣をたずさえ、目的地へと向かう半エルフの娘 ─── という設定を後付け。

 元ネタですが、「 MAGE KIGHT (メイジ・ナイト)」というお手軽なフィギュア・ゲームがありまして、その中に「黒色火薬を発見したドワーフたちが技術を発展させた『ブラックパウダー革命』」という設定があります。
 これを読んで(&フィギュアを見て)、今まで敬遠していた「スチームパンク・テクノロジー+ファンタジー」もなかなか面白いな〜、と思った次第。
 パワードスーツのコンソールは、昔々のCRT、ベクター・スキャン式のディスプレイがカッコよかったので、意味もなく付けてみました。

 題名の「鉄火涼風」は、特に意味はナシ。
 「熱い鉄(武器)に涼しい風〜」をイメージして語呂の良い単語をくっつけただけです。 ふと「宇宙の騎士・テッカマン」を思い出したためではありません。(笑)




 まずは、メインとなるパワードスーツの設定。
 ダチョウ型の逆関節足を持った強化服のデザインを決めてから、それを「座らせる」方法を試行錯誤。
 決定してから人物を配置して、アングルを決めました。
 (実は、荷物持ちの土竜と、お供のケンタウロスもいたのだけど、ゴチャつくのでカット)

 今回、初めて(!) Photoshop の「れいやー」なるものを使ってみることにしました。
 パワードスーツ、女の子、剣、背景、を別々にOAペーパー(インクジェット&コピー用紙)に鉛筆で描画してスキャナーで取り込み。 PAINT SHOP でアングルの調整。
 そして、 Painter 5 のローデッドオイルと自作のカスタムブラシで、
 塗る! 塗る!! 塗る!!! 塗りまくる!
 徹底的に塗りまくっていたら、パワードスーツと女の子で力つきそうになりました。(笑)
 パワードスーツのコンソールとフレームは直線的な機械なので、 Painter のシェイプ(線描ドロー・ツール)で作ってフローターに変換して塗ったのだけど、女の子を配置したら見えなくなって、ちとガッカリ。

 別々の絵を Photoshop 5.0 LE で合成&調整してから、も一度、 Painter 5 で「塗り」の仕上げ。
 ホームページ用に絵をトリミングして縮小し、完成。
 (ホントはもっと左右に広がっていたのだけど、泣く泣くザックリ切る)

 ふっふっふっ、思ったより手こずったな。
( 2002/ 4/25 )

☆ 加筆訂正
 ぬおおーーーっ。 やはりガマンできぬわーーーっ。
 と、いうわけで、真夜中にパワードスーツの足と女の子の耳を微妙に修正。 さらに、あちこち細かいトコロを微修正。
( 2002/ 4/25 夕刻 )


強化服設定の一部。
つま先立ちで歩きます。

操作中のパイロット。
こっちの方がいいって?


◆ ギャラリーへもどる