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■ 5月25日 (木) ◆ 「統治者たち・ふたたび」 ファンタジー世界を舞台にした戦略ゲーム「◆ Dominions 2 」の続編、 「 Dominions 3 : The Awakening 」が出る模様である。 1500 種類のユニット、 50 種類の国家、 600 の呪文、300 のマジックアイテム、3つの時代、とパワーアップしているそうであるが、その詳細は不明。 目に付いた部分を、意訳してみた。
ゲーム画面を見た限りでは、プレイしやすくなっているようである。 「 AI がさらに挑戦的」とゆー事だが、も少しマッタリと魔法王国を作れぬかと思ったりしている。 ・ 「 Dominions 3 : The Awakening 」 ◆ http://www.shrapnelgames.com/Illwinter/Dom3/1.htm ※ ツッコミ ◆ http://www.shrapnelgames.com/Illwinter/Dom3/Images/com_zoom.jpg 右上の「 Obake Boy 」って……なんだ〜っ!?(笑) 別の意味で実に完成が楽しみである。 ◆ 「ラテンのリズムで」 先日、 Amazon より広告メールが届く。 『南米チリ発、Y.M.O.のカバー・アルバム史上最高傑作!』 最初は「うさんくせーカバーの類」と思ったのだが、試聴してみるとこれがなかなかノリにノっていて良い。 しっかりと、YMOである。 即、ゲットしてしもうた。 現在、作業中のBGMになっている。 このラテン風アレンジ、有名な「 Rydeen 」「東風 ( Tong Poo ) 」や、ファーストアルバムの名曲「 Si-Moon 」「 Fire Cracker 」は想像通り、似合いすぎるくらいに似合っている。(「 Rydeen 」のアレンジが、途中YMO散会コンサート風になったりして、ちょとニヤリ。) しかし、あのダークな「音楽の計画」「 Pure Jam 」「マッドメン」までもが、ラテンに合うとは思わなんだ。 凄い選曲である。 ボーカルのブリトーさんも、どことなくユキヒロさんの声質に似ていて、歌っていてもこれまた違和感なし。 ちなみに、元YMOのお三方もゲスト出演している。 「 Limbo 」では、ユキヒロさんもノリノリ。 いやー、いいもの聴かせてもらった。 最高のカバーです。 ・ 「プレイズYMO」/セニョール・ココナッツ (※ 試聴可) ◆ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EZ899A/ |
■ 5月21日 (日) ◆ 「底」 サイト更新が停滞していたのである。 ネタ切れという訳でもないのであるが、書いてもいないのに何ぞ書いた気でいたらしい。 「隔月刊」になる前に、何事も無かったよーに再開である。 ◆ 「宇宙・それは最後の占領地」 先月より、 SF 戦略ゲーム「 Galactic Civilizations II 」にハマり込んでいるのである。 このゲーム、ターン制の CIVILIZATION 系ゲームである。 銀河の星々に植民し、技術を開発しつつ、異星人と取引したりタイマンはったりして、銀河の覇者になるというゲームである。 一部では『 Master of Orion 』の後継者とも言われていたりするらしいが、続編というワケでは無い。 AI (コンピュータ側プレイヤー)は意外と容赦無い。 油断をすれば簡単なレベルでも負けるのである。 敵 AI は、その種族にもよるが「勝てる」と見ると遠慮無く戦いを挑んでくる。 外交でも技術開発でも、この手強い相手を向こうに回して丁々発止と戦う、アクティブでなかなか気持ちの良いゲームである。 このゲームの1つのミソは、宇宙船かもしれない。 技術を開発して新兵器を作り、戦闘で「相手に勝てる」「攻められても守りきれる」宇宙船を、頭をひねって独自に設計する事が勝利への道のようである。(敵 AI もこちらに合わせて宇宙船を設計してくる) 最初から用意されている宇宙船を大量生産しているだけでは、エクセルシオ級でロミュランのウォーバードに突っ込むくらいの損失であろう。(意味不明) 艦隊戦は「 Master of Orion II 」のごとく帆船の艦隊戦に近いもの(ちなみに戦闘は MoO と違って自動である)であるが、「乗っ取り用ポッド」「シールド破壊」など変わった兵器が無い故、技術→装備→宇宙船の関連がシンプルである。 上手くまとまっているおかげか、 AI 側も次々と新型の「相手の宇宙船を倒せる宇宙船」を作ってくる。 シールドを破られて主力船が撃破されれば頭を抱え、装備が自分の作戦にはまって相手主力艦隊を倒せば 「うっしゃ!」とガッツポーズ決めるくらい嬉しかったりする。 戦闘は自動であるが、スタートレックの艦隊戦を思わせる 3D の戦闘シーンは、手に汗握るのである。 このゲームの難といえば、隣の星系まで「ユニットを進めて」簡単に行けちゃって、何パーセクもあるような「距離感」が無かったり、プレイ序盤は異星人同士の「イス取りゲーム」的な惑星移民合戦になっちゃったりと、演出次第では何とかなりそーな所が、良くも悪くも「ゲーム的」である所くらいである。 (システムは「 Master of Orion 2 」も同じであるが、こちらは演出が上手かったと思うのである。 星系同士がラインで繋がっていて、ハイパードライブに入った船には命令が出せなかったりするのである。) まー、そんな事もプレイを始めると、すぐ忘れる。 とにかく、 CIVILIZAION 系ゲームの好きな御仁にはオススメである。 ただし、くれぐれも健康に注意していただきたい。 CD-ROM 無しで起動できるので、気軽にプレイを開始してドップリとハマるという、非常にデンジャラスなパターンに陥るのだ。 えーとえーと、そんな訳で、 お大事に。 ・ Galactic Civilization II ◆ http://www.galciv2.com/ ◆ 「宇宙の海は俺の海のような気がする」 さて、この「 Galactic Civilizations 2 」。 初級者レベルで2〜3度プレイしてボコボコに負けつつ、何となくコツをつかむ。 ちょいとアクティブにプレイしたら、地球人で外交勝利。 圧倒的に勝利できるよーになったので、やっとこさ普通レベルに挑戦である。 種族はやはり「地球人」を選択。 地球人 ── テラン連合の特徴は、外交と経済。戦闘もそう弱くは無い。 目指せ「地球帝国」! である。 スタートすると漆黒の闇の中、太陽系がポッカリ浮かんでいる。美しく青い星が我らが地球。 持ち船は、 USS エンタープライズ号のごとき「旗艦」と、移民を乗せた「移民船」だけである。 この旗艦はエンタープライズ号と違って、フェイザーだの光子魚雷は積んでいないので心許ないが、未知の領域へ出航である。 いい星見つけろよー。 いきなり火星に植民しても良いのだが、火星の惑星レベルは低いので人口が増えず、生産力が低いので今一つ美味しくない。 バクチで、旗艦が地球型惑星を見つける方に賭けるのである。 よって、移民船は待機。 さて、地球の開発は、とりあえず工場を2〜3個建設。 場所はあまり関係が無いのだが、何となくこだわりで、アメリカ中部付近に建ててみる。行け、宇宙のデトロイト。 宇宙船はもう一隻の移民船を建造。 (ここも「 Master of Orion 2 」と違う所である。惑星上で、施設と宇宙船は別々に建造できる。 これで結構、スピーディなゲームになる。) 技術の研究は、研究所を建てる為の「研究センター技術」を選択。 怒濤のような技術研究を目指すのである。 エンタープライズ……もとい、地球連合旗艦は宇宙に漂う物体(アノマリー)を調査・採集しつつ、隣の恒星系へ。 1つめは、ガス型惑星しかない星系。 2つめは………ビンゴ。 地球型惑星が2つある星系を発見。 ウキウキ気分で2つの移民船を向かわせる。 そんな折、地球連合旗艦は他種族と「最初の接触」。 「銀河の傭兵」と呼ばれる「コルクス」。 好戦的ではあるが利にさといので、外交&商売の上手い地球人としては、何とかしようがある。 お次の接触は「ドレンギン帝国」。こやつらは、なるべく近くにいて欲しくない種族である。 好戦的で戦争が上手い、しかも理不尽。 愉快な連中に挟まれて、「地球帝国」の前途は危ういかもしれない。 その向こうには地球人とよく似た謎の種族「アルタリアン共和国」が。 ハリソン・フォード似の首長(共和国だから大統領か)と、技術の交換をする。 実はこの種族、地力があって怖い。 ある日、新星系の開発と技術の研究にかまけていると、火星にコルクス人が入植している。 しまっつ、油断していた。 仕返し〜、とばかりに DS9 ばりの宇宙基地( Civ3 のごとく文化を発信して影響力を高め、国境線を拡げるのである)をコルクス領付近に建設。 じわじわと、国境線を浸食してゆく。 それそれ、火星も地球連合に寝返るぞ。 地球連合の意を察したか、コルクスがいきなり宣戦布告。 地球連合は、既に惑星へ兵を降下して侵略できる「惑星侵攻」技術を開発していたので、渡りに船である。 コルクス領を削れる。 主力艦は、レーザー砲を2台搭載したレーザー・ボート。 ボートとはいえ、そこらの護衛艦よりはよほど強いのだ。 レーザー兵器を集中して研究した甲斐があったとゆーものである。「インペリウム」の時代から地球軍はレーザー兵器と決まっておる。(謎) このゲーム、兵器はビーム系・ミサイル系・マスドライバ系に分かれている。平均して研究するよりも、どれかに特化していた方が強い船を造りやすい。 さて、艦隊戦は楽勝だったのだが、コルクスの植民した星系は巨大な地球型惑星だったので、人口・生産力・経済力も高く、地上軍もワンサカ。 さらにコルクス人は戦にも強いときている。 輸送船で運んだ降下兵はことごとく粉砕される。 こちらの体勢を立て直しつつ、コルクスに対し通商破壊を行う。 地球対コルクスの戦闘が長引くのを見て、アルタリアン共和国がドレンギン帝国と人工生命ヨー共同体へ電撃戦を仕掛けてきた。 ドレンギン帝国、地球連合に助けを求める。 アルタリアン共和国が大きくなるのを防ぐ為、何隻かのレーザーボートと資金を渡す。 援助もむなしく、ドレンギンとヨーはアルタリアン共和国に飲み込まれる。 アルタリアン共和国、銀河の半分近くを占める大勢力に発展。 我が地球連合は、輸送船の船体に歩兵モジュールを3つ搭載しただけの、輸送船モドキ「太巻き1号」を開発。量産する。 そして大人数の兵を一気に惑星へ降下。 コルクス領は次々に陥落。 勢いで本星も落とし、地球連合はコルクス領を吸収。 コルクス、最後に「我が種族がそれ程憎いのか〜!」と曰う。 いや、キミが仕掛けてきたのだが。 銀河は、アルタリアン共和国・地球連合、そして穏健な爬虫類種族ドラスの3種族が鼎立。 しかし、アルタリアンの技術力・軍事力は他2種族とはケタ違いである。地球連合の強い影響力・経済力だけでは、逆転は難しいやもしれぬ。 続く (おいおい) ◆ 「出るかホームラン」 もうゲームは3点差で9回裏ツーアウト、といったカンジであるが、負けずに逆転を目指す。 我が地球連合は、基地で文化を広めつつ、エスピオナージに豊富な資金を投入。アルタリアンの技術と情報を次々に盗み出す事に成功。 ドラス人とは同盟を締結。 盗み出した新技術で、巡洋艦から戦艦クラスまで、艦隊を設計&建造。 戦艦にはとにかく固いシールドと威力バツグンの光子魚雷を搭載。 巡洋艦はレーザー型とミサイル型、2種類作る。 そんな折、アルタリアン共和国内部で革命が発生。 親・地球派だった前大統領は放逐される。 新大統領は(顔が同じだが)反地球派らしく、いきなり宣戦布告。 地球連合の戦艦と巡洋艦は、1隻、また1隻と沈んで行く。 数は揃っているが、性能が違いすぎるのである。 何とか粘っているものの、このままでは地球連合は飲み込まれてしまう。 一時的に膝を屈するしかないよーである。 向こうも厭戦気分が出てきたらしく、幾つかの惑星開発技術と豊富な資金を渡すと、停戦に合意した。 アルタリアンと一当たりしてみて、我が艦隊の弱点は解った。 さっそく改造である。 戦艦には全タイプのシールドを搭載。粒子砲と補助兵器として光子魚雷を搭載。 巡洋艦は戦艦を援護する攻撃重視タイプに。シールドはそこそこに、粒子砲をゴテゴテと詰め込む。 これならば、そうは負けぬ………と思う。 旧型艦を次々とアップグレードしていたら、アルタリアンが鶏冠に来たらしい。 またもや、宣戦布告される。 地球連合唯一の武器、潤沢な資金も、アップグレードでスッカラカン。 タイマンをはるしか無い。 地球連合・新艦隊は結構強いようだ。 前大戦で苦戦したアルタリアンの船を次々と沈めている。 よーし、この勢いでアルタリアン領を削り、講和に持ち込んで外交勝利だー。 ……と、張り切っていたのだが、アルタリアンの主力艦隊が前線に到着。 しかもアルタリアン主力艦隊には、「先史文明」の遺産である巡洋艦が。 前線の新型艦が溜め池のブリキ缶のよーに沈んで行く。 しまいにゃ旧型の防衛用艦隊まで投入せにゃならぬハメに。 先史文明の巡洋艦には引っ掻き傷さえつけられない。 このままでは地球人が滅んでしまう。 最後の新型戦艦で艦隊を組み、防御の薄い星系へ突進。降下兵を送り込み、一気に攻略。 この星系を取引に使って、停戦に成功。(とほほ) 落ち着いて地球連合領の星系を見渡すと、経済も軍事もボロボロ。 技術研究も相当な差が付き、アルタリアン艦隊は健在。 逆転は難しそーである。 そんな訳で、アルタリアンの旦那についていきますので。(へこへこ) 敗北である。 くっそー。 ◆ 「第Xラウンド」 次のプレイでは、やはり地球連合で、トーリアン連邦・アルケアン帝国を早期に吸収して大帝国を築く。 地球がまるでクリンゴン帝国。 このまま一気に勝ちに持っていっても良いのだが、ちょいと「テラー・スター ( Terror Star ) 」級要塞を作って「てーいこくぐん とーてもーつよいー♪」とやってみたい気がしないでもない。 しかし、対抗しているのがアルタリアン共和国と、研究スピードの速いイコニアン自治領である故、プレイを続けると逆転される可能性も無いではない。 ちょと悩みどころではある。 ◆ 「ほんにゃく」 掲示板「◆ MoonGatesDoor BBS 」をご覧の方はご存じかもしれないが、先月より、有志による「 Galactic Civilization II 」日本語訳のお手伝いをしている。 かなりの部分、日本語に訳されているので、プレイは相当楽になったと思うのである。 ありがたやありがたや。 えーと、私のやった所は、ランダムイベント(の8割)と外交会話の一部(3分の1ほど)である。 現在、その他の部分を翻訳中。 何とゆーか、外交会話のフランクな会話口調や、褒めてるのか貶しているのか解らぬ比喩を交えた「皮肉」の部分は、ちょいと頭を抱えた。 外交で、ぞんざいで失礼な口調の部分があったら、多分それは私の訳であるかもしれない。 レビューと日本語データのある zanon さんのサイトはコチラ。 ・ Galactic Civilization II JP サイト ◆ http://www2.tbb.t-com.ne.jp/syouyuu/GGD2/GGDS.htm |