− 「いつも通り」 −

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■  3月11日 (土)

◆ 「春近き蠢動」

 ………はッ! 前回の更新からこんな時間が!
  と、気付いたフリをしてみる。

 ネタが無いなんてぇ事はないのだが、先月から、どーもドタバタしていて心身ともに余裕が無かったのである。 こんな時に何か書いても電波気味になるので、ロクな事はない。
 そこに毎度おなじみ、確定申告と花粉症でムズムズが重なっちまいやがりまして、ネタをここに記す元気が無かったりした。

 何となく復活したので、今回まとめて更新である。


◆ 「南の島の大統領」

 ボードゲーム「 JUNTA ! (フンタ)」をゲット。
 プレイヤーは南の島の「バナナ共和国」にある「ファミリー」となり、政府に閣僚を送り込む。 それでもって、海外からの援助金→大統領の予算編成→各閣僚に配分→予算をポッケにナイナイし、スイス銀行に一番たくさん貯金した奴が勝ち、とゆー恐ろしくも愉快なゲームである。
 大統領の出す予算編成に不満があったら内務大臣が議会を掌握しちゃったり、ナイナイしたポケットマネーで誰かを暗殺しちゃったり、将軍がクーデター起こしちゃったりする。(あー、今、リアルでありますな。)
 テーマもシステムもブラックなのだが、南の島のノホホンとした雰囲気でマイルドになっている所が、 PC ゲーム「トロピコ」を思い出すのである。

 このゲーム、長らく絶版となっていたのだが、最近 West End Games 社から復刻。(第3版)
 入手しようとした昨年末はえらい忙しかったので、翻訳も出来なかろう(そう、日本語ルールが無いのだ)と、入手は年が明けてから……と思うていたら、年明けに品切れ。どこにも無い。 個人輸入でもしようかしらと思っていたトコロ、先月◆ i-OGMさんに入荷したのでゲットしたのである。
 「欲しいボードゲームがあったら考えずに買え さあ買おう今買おうすぐ買おう」 という教訓を忘れていた。

 ザッとルールブックを読んだのだが、プレイヤー最大人数である7人でプレイしたら、なかなか先が読めなくて面白そうである。
 まーなんだ。プレイヤーが集まらないなら、陰謀系のマルチプレイ・ CGI ゲームにしても面白いかもしれない。(いやいやいや)

 さー、ルールブックの翻訳だー。 へなへなへな


◆ 「ほんにゃく」

 英語のルールブックを翻訳する時は、翻訳ソフト「 Power E/J 」を使って大ざっぱに翻訳してから、「ルールブック」として訳している。 (普通に訳しても、ゲームのルールがわからない事が多いのだ)
 これは辞書片手に手書きで訳すより圧倒的に楽なのだが、ルールブックの英文を全て打ち込み、テキストファイルにせねばならぬのである。
 以前、「 Awful Green Things from Outer Space (外宇宙からの恐るべき緑のもの)」のルールブックを入力→翻訳したときは、えらく大変だった。

 あー、また打ち込まないとなー、と考えていた時に、ふと思い出す。
 昨年末、新たにスキャナを購入した折、「読取革命 Lite 」なる OCR ソフトが付属していたのである。
 どのくらいの認識力があるか判らないが、ひとまず試してみる。

 「フンタ」のルールブックをスキャンして認識させると、しっかりと段組も認識。(それよりも何だ! この変形 A4 版のルールブックは!)
 異なるフォントや大きさの違う文字が混在していても、そこそこ読み取ってくれる。 後で手直しは必須だが、ゼロから打ち込むより大いに楽である。

 スキャンした画像の明るさやコントラストを調整すると、文字のバックにカケアミがあったりしても、認識率がアップすることも確認。 文字がイタリック書体になっていたりしても、そこそこの認識力。 (とはいえ、「 Fr 」というつながりをなかなか認識してくれないのではあるが)
 挿絵も一所懸命に文字として読み取ろうとしているのが、健気である。

 お次に、ゲームに使うカードであるが、これも色々な指示が書いてあるので翻訳したいトコロである。
 カードをズラッと並べてスキャンすると、文字の大小があるにもかかわらず高い確率で認識して読み込む。 ……のだが、カードの絵も文字として認識しようとしている為か、絵を回り込んで書いてある文章は正しく認識されない。
 ちょいと試行錯誤した結果、カードをスキャンした後にペイントツールなどで、文章のブロックにハミ出している絵を削ると、ちゃんと認識する事が解った。
 カードを訳すだけではなく、日本語カードも自作したら面白いかな〜、と思ったりしている。

 さて、いつになる事やら。


◆ 「また変な夢を見た」

 またまた変な夢を見た。

 時は宇宙歴平成十八年。(おいおい)
 エンター○ライズ号のよーな恒星間宇宙船は、ワープ航行中、ワープドライブの事故により、乗組員ごと亜空間を超光速で進む幽霊のような存在になる。
 このまま亜空間を漂っていても、物質は四散する。無理に亜空間から抜け出そうとすると、宇宙船は乗組員ごと分子レベルまで分解する。

 技術士官が頑張った末、少しばかりの有機物と無機物を通常空間に返す事が可能に。 全員が亜空間の塵になるよりは一部の乗組員を……と、全員が決断。
 亜空間から脱出。

 そして、通常空間に帰ってきたのは、調理機の中で調理中だった大量のビーフストロガノフだった………。
 人の代わりに宇宙を漂う、大量のビーフストロガノフ………。
 ガス星雲をバックに漂う、大量のビーフストロガノフ………。
 何故か俺は叫ぶ、「カレーじゃないのかよ!」

 変な夢。
 夢の中でネタを考えずとも良いと思うのだが。


◆ 「 Wild & Moody 」

 高橋幸宏氏のアルバム「 Wild & Moody 」をゲット。
 このアルバム。 名盤なのだが、日本ではなかなか再版されない。
 幸宏氏の「ニウロマンティック」「 What Me Worry ? 」が良い音で SONY から復活したので、次は「 Wild & Moody 」かな〜とワクワクして待っていたのだが、出る気配もナシ。

 先日、 Amazon.co.jp で欧州版(?)を取り扱っていたので、躊躇無く注文してしまった。
 で、到着。
 ジャケットに書いてある曲名が入れ替わっていたりするのはご愛敬、なのだが、肝心の音がイマイチ。 「 STRANGER THINGS HAVE HAPPEND 」の、あの細野サンのベースがこもっちゃったりして、ちょと悲しい。

 とはいえ、曲が変わったとゆー訳ではないので、めげずに BGM にしている。
 うんうん、今聴いても良いアルバムである。

 しばらく聴いていると、いつの間にか頭の中で曲がループしている。
   ばうんず りーずん! ばうんず おぶ らーぶ! ♪
 と、気付けば口ずさんでいたり。

 ……しまった。
 レコードで聴いていた時も、同じように頭の中でループ。危険だから封印していた事を忘れていたのである。
 えーと えーと えーと
 皆さんも気をつけていただきたい。 (私だけか)

   わら ぷらいす うぃあ ごな ぺ〜〜い ♪
 いかん、まただ。




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